MC Digital Realty、東京サイト新設へ – 2020に建築開始予定

三菱商事と大手データセンター事業者Digital Realtyの合弁会社であるMC Digital Realtyは、東京サイトに ハイパースケールデータセンター を建設する計画を発表しました。
新しいデータセンターは千葉県印西市に建設される予定で、最大35.6MWの総電力容量を供給されると予測されています。

新棟は同社にとって東京サイトにおいて2つ目、同国では6つ目のデータセンターとなる予定です。 記事によれば、2019年後半から新設予定地にある既存設備の取り壊しが開始する予定です。データセンターの建設は、承認が下り次第ですが、2020年には開始される予定です。

日本への投資

Digital Realty’s data center in Osaka, Japan
– Digital Realty Trust

MC Digital Realtyは、三菱商事とDigital Realtyが2017年に50%ずつの株式をシェアする形で合弁会社として設立しました。
同社は、初期の資本金は4億円以上とし、2022年までに2,000億円以上の資産を管理することを目指しています。Digital RealtyのCEO William Stein氏は

「私たちは、MC Digital Realtyを通じて日本市場のユーザーへ更なるサービスを提供し、アジア太平洋地域で主たるデータハブの役割を担う日本の発展に貢献できることを嬉しく思います」
パブリッククラウド の成長や、データセンター需要の拡大、インフラテクノロジーの更なる成熟によって、日本は今後数年間で急速な成長を見せる魅力的な市場となっています」と語りました。

日本は、アメリカと中国に次いで世界第3位の経済規模を誇ります。地理的な要素もあり、日本はアメリカやアジア地域を結ぶ 海底ケーブル の相互接続ポイントとしても注目されています。事実、昨年の1年間だけで、日本と海外を結ぶ海底ケーブルは (グアム、オーストラリア、シンガポール、韓国、中国を結ぶ) 新たに3本敷設されており、今後も成長が期待されます。

– Data Center Dynamics

原文はこちら

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