アリババ、データセンターへさらなる投資

アジアのインフラを制覇する

中国の大手Eコマース企業「Alibabaグループ」は6月10日、自社の新しいデータセンターをムンバイとジャカルタに設立すると発表した。
Aliyunという名称で知られるアリババクラウドだが、上海で開かれた会議で、2018年3月期には両方のデータセンター共に建設が完了すると予想した。同社は、マレーシアでもデータセンターを建設している最中だ。(参照:アリババが語る、アジア地域での展望)

Alibaba Cloudのトップ”Simon Hu氏”は、「アジア拠点の企業として世界唯一のグローバルクラウドサービスプロバイダーである我々アリババは、インドやインドネシアなどのアジア地域においては文化的な結びつきも強く、革新的なデータインテリジェンスやコンピューティング機能を顧客に提供することができると信じている。インドとインドネシアに新しいデータセンターを建設することは、今以上にアジア地域におけるアリババの存在感を強くし、それは地球規模でも影響を受けるだろう。」と語った。
建設中のデータセンターが完成すれば、アリババは世界各国(中国、オーストラリア、ドイツ、日本、香港、新馬ポール、UAE、アメリカ)に合計17のデータセンターを所有することになる。

建設中のデータセンターのサイズやデータスケール、Alibabaが自社で完全に管理するのかなどは明らかにされていないが、ドバイやフランフルトなど現地のデータセンター業者などとパートナーシップを組んで展開している地域もある。
今回の会議では、インドのタタグループとのグローバルパートナーシップ提携も同時に発表されている。今後は、タタグループが提供するAPIサービスを経由してアリババクラウドにダイレクトコネクトが可能になる。既にパートナーとして協力しているインドのGlobal Cloud Xchange社に加えタタグループともパートナーシップを結ぶことにより、さらにインドへの進出を加速させていくようだ。

– Data Center Dynamics
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