Digital Realty、新聞社の印刷工場跡地にデータセンターを開設

2017年にDigital Realtyが買収したDuPont Fabros社が始めたプロジェクト

Digital Realtyはグレータートロントに2棟目となるデータセンターを開設しました。カナダ最大のリテール・コロケーション施設の一つとなります。

この施設は面積4,645平方メートルものホワイトスペースと46MWの電力容量を提供します。建物は、かつてToronto Star新聞が印刷工場として利用していたものです。

「トロントは、急成長する金融サービス業、大手テック企業、頭角を現してきたIT系新興企業らの拠点です。デジタル化が企業のイニシアチブを推進しています」と語るのはDigital RealtyのCEO、W・スタイン氏です。

「トロントの象徴Toronto Star社の建物を、革新的な新しいデータセンターに転向させることができて嬉しく思います。この施設は、クラウド事業者や金融サービス会社、そしてあらゆる規模の事業にとって理想的なデータセンターとなるでしょう」

Digital Realtyは6月21日に正式な開所式を開きます。

新たな役目の始まり

トロントは北米大陸第4番位の大都市で、カナダ経済の中心地です。この地域は寒冷気候、安定した政治、そして自然災害と無縁なことで恩恵を受けている。カナダは2016年のCushman&Wakefield社によるデータセンターリスク指標で第6位にランクインしていました。

Digital Realtyの新しいデータセンターTOR1は、グレータートロント内のオンタリオ州ヴォーン市One Century Placeにあります。

この建物は25年以上に渡ってToronto Star新聞の印刷工場でした。そのため重機を扱うように設計されており、データセンターを開設するには完璧な場所と言えるでしょう。

この施設は2016年にDuPont Fabros社(以下、DFT)によって5,420万ドルで買収され、その当初は2017年後半の操業開始を見込んでいました。

Digital Realtyは2017年半ばにDFTを80億ドルで買収しました。これにより、米国にある12のデータセンターと建設中であったTOR1のプロジェクトを獲得しました。

この施設は、1平方メートルあたり1~4kW以上という広範囲の電力密度をサポートできるように設計された23のデータホールを提供します。顧客は、電源および冷却設備に関して、自分たちが必要とする冗長性のレベルを規定することが可能です。
Digital Realtyによれば、同データセンターはフル稼働で年間PUEが1.25になるように設計されています。

「私たちはあの歴史的な建物をDigital Realtyが再利用してくれて非常に喜んでいます。景観に配慮した美しさを失わず、デジタル化時代に活かされることも嬉しく思います」と語るのはJLL CanadaのCEO、B・ミラー氏です。

「グレータートロントのデータおよび技術インフラへの強力な増強として、この施設は地域の役に立つでしょう。それは、トロントの目覚ましい経済成長によってますます設備不足が叫ばれている部分です」

– Data Center Dynamics
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