Alibabaクラウド、Apsara Stackと新プロダクトをリリース

中国の巨大クラウド企業大手が提供するオンプレミスのインフラ

Alibabaクラウドが新製品を9つ中国国外でリリースします。これらはデジタルトランスフォーメーションをサポートし、APAC地域における新しい可能性をもたらす、とAlibabaクラウドはコメントしています。

新プロダクトは全世界で入手可能で、検索、BaaS、専用ホスティング、セキュリティ、データレイク分析や機械学習と言ったところまでカバーするサービスです。

また、China Unicom Global社と共同開発したSD-WANソリューションもあります。これは小売業者がクラウドに接続できるよう設計されています。

Apsara Stack

Apsara Stackもまた、中国国外でリリースされます。このシステムはオンプレミスで、企業が自社のクラウド内でハイブリッドもしくは専用クラウドの一部分としてAlibabaクラウドを運用することが可能になります。

Apsara StackはHPEとの共同開発によるもので、MicrosoftのAzure Stackのように、設置上の制限もなく必要に応じてスケールアップできるとAlibabaは言っています。

Alibabaクラウドインターナショナルのクラウドアーキテクト統括、D・ワン氏は次のように述べています。「Apsara Stackは完全に独立したシステムで、Alibabaクラウドの経験によってコントロールされています。Alibabaはユーザーのデータセンターのアクセス権はありません。このことによって、政府機関や専用クラウドの配備を目指す組織、データの所有権やコンプライアンス、法規を気にかけなければならない大企業にとって理想的なシステムと言えるでしょう」

APACの成長市場

ワン氏は、「APACは特徴的な市場です。アジア発のグローバルなクラウドサービス事業者として、私たちは知識と経験を活用して持続可能な地域エコシステムの構築と、デジタル時代の顧客の要望に応えるサービスを充実、これに全力を傾けます。この新しいサービスの中には、高い効率性と費用対効果、そして業界初のプロダクトが含まれています」と続けました。

2009年に設立したAlibabaクラウドは、100万以上の課金ユーザーを抱える中国最大のパブリッククラウドサービス事業者です。2018年8月時点で、18のリージョンに49の可用性ゾーンを持つAlibabaクラウドは、Gartnerの昨年のレポートによると、グローバルlaaS市場において、Googleクラウドを抜いて世界第3位になりました。

– Data Center Dynamics
原文はこちら