Alibaba、欧州でHPCサービス、11キュビットの量子コンピューティングクラウドを開始

今日のひとつ、明日のひとつ

Alibabaは欧州でベアメタル・ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)サービスを開始し、中国からの 量子コンピューティング サービスを提供するための第一歩を踏み出しました。

中国のハイテク大手のスーパーコンピューティングクラスタ(SCC)社は、1台のコンピュータにつき、最高96台のSkylake CPU vCore、最大512GBのメモリ、最大8台のNvidia GPUカード(P100またはV100)を提供しています。

欧州の野望

AlibabaはHPCサービスのホスト先を明らかにしていませんが、現在、欧州にあるAlibabaクラウドの空き容量は二つしかありません。その二つともドイツのフランクフルトにあります。

昨年、同社は、欧州の別の場所、英国やスウェーデンへの進出を検討していると発表していました。Alibabaの国際政府公共担当副長であるリン・ルオ氏はブルームバーグ誌に「現時点では、欧州は我々にとって弱い地域です。とても弱い」と語りました。

同社の新たに発表された量子クラウドサービスは、中国国外を拠点とし、中国科学アカデミー(CAS)と提携して開発される予定です。

11量子キュビットのプロセッサシステムは、この可能性を秘めた転換テクノロジーのための新しいアプリケーションを開発しようとしている研究者を対象としています。

「量子コンピューティングサービスをクラウドに導入することで、実際の環境で行う量子アプリケーションの実験が容易になります。そして、ハードウェアの特性と性能や、量子ツールとソフトウェアを国際的に開発する方法をもっと深く理解することができるでしょう。導くことが容易になります。クラウドで提供されるユーザーエクスペリエンスは間違いなく、私たちのプラットフォームをさらに強化するのに役立つでしょう」と Alibabaクラウドの主任量子技術科学者Shi Yaoyun博士は、このように述べています。

新興の量子コンピューティングクラウド市場は、現在、20キュビットのマシンを提供し、50キュビットのシステムをテストしているIBMがリードしています。昨年末、IBMはいくつかの大口顧客がこのサービスを契約したと発表しました。

Googleは50キュビットのシステムを間もなく発表すると見られていますが、まだ製品を商品化していません。フォルクスワーゲンが最初の顧客になるとみられています。

– Data Center Dynamics
原文はこちら