Amazon、ビデオゲームストリーミングサービスを開始か

The Informationの報告によると、Amazonは来年には クラウド ベースのゲームストリーミングサービスを打ち立てるとされています。

計画に携わった2名によると、同社はゲームのプラットフォーム上での配信についてゲーム会社と会談していると報じられています。さらに、The Vergeにより「Cloud Games」の求人情報や「未発表のAAAゲーム事業の基盤」について議論しているものも発見されました。

何故なら、ジェフ・ベゾスが生粋のプレイヤーであるから

New World, an upcoming Amazon game
– Amazon
この報告書が正しいとすれば、プレイヤーはゲーム機器などのハードウェアへのお金を最小限しかかけずに、遅延がきわめて少ないクラウドゲームサービスをストリーミングできることになりますが、何もAmazonがそのような試みをする初の企業というわけではありません。

クラウドゲーム会社の先駆けである「OnLive社」は、5つの コロケーション データセンターからクラウドゲームを提供するサービスを2003年に開始されましたが、最終的には、2015年に倒産を宣言しました。
その後、OnLiveの資産はSONYに買収されました。SONYは、ライバルプラットフォームであるGaikaiも3億8000万ドルで買収し、これらの技術を統合しながら、独自のクラウドゲームサービスであるPlayStation Now開発にむけて突き進むことになりました。

昨年には、MicrosoftがxCloudに着手していると発表した一方、Googleは多くのデータセンターに展開されているXbox搭載のサーバーラックを含む同様のプラットフォームを計画しています。
GPU メーカーのNvidiaはGeForce Nowを提供していますし、フランスのクラウドゲームの先駆けであるBladeは、EquinixのデータセンターからShadowサービスを運用しています。ゲーム会社のElectronic Artsはまた近年、独自のストリーミングプラットフォームのProject Atlasを発表しました。

このように、多くの企業が「ゲーム版Netflix」を望んでいる事実がありますが、Amazonは、その目標を支援する明確な資産である、世界最大のクラウド企業Amazon Web Servicesを所持している事実もあります。

ライバルクラウド社のMicrosoftほどではないにせよ、Amazonはすでにゲーム業界で影響力を示しています。2012年、自社タイトルを発展させるためにAmazon Games Studiosを打ち立てましたが、これまでのところ当部門は主に限定的に成功した携帯ゲームに焦点を当てています。しかし、MMOゲームのNew Worldを含む高予算のタイトルが並ぶ中、この傾向は変わりつつあります。

またAmazonはAmazon Lumberyardと呼ばれる独自のゲームエンジン(ゲーム開発に使用されるソフトウェア環境)を所持しています。
元々、ドイツのCrytekが開発したアーキテクチャを基盤とするLumberyardはオンラインコンポーネントがAWS経由で供給される限り、開発者は自由に使用することが出来ます。
同社はまた「Game On」として知られる、現物の賞品を含む(もちろんAmazonが提供・配信する)ゲームに開発者がリーダーボードやリーグ・コンテストを加えるAWSベースのAPIを立ち上げました。

– Data Center Dynamics
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