IBMのBluemixブランド、終了へ

今後、IBMのクラウド製品は、IBM Cloudという名称に変更

IBMは、Bluemixブランドを段階的に終了し、すべてのクラウドサービスを単一のバナー、IBM Cloudに統一することを発表しました。Bluemixは、Cloud Foundryのオープンソースプロジェクトをベースにした、3年前に開始されたアプリケーション開発のためのクラウドプラットフォームです。IBMはこれまでにも、2013年に買収時に獲得したSoftLayerブランドでIBM Cloudの基盤となった堅固なパブリッククラウド事業も終了にしました。

もっとシンプルな名前に

IBMは、クラウド事業が過去12ヶ月間で158億ドル以上の収益を上げ、世界最大のパブリッククラウド事業者にのし上げたと述べていますが、AWSやMicrosoft Azureのようにすぐに認識されるブランドとしてIBM Cloudを確立するにはまだ至っていません。1つの理由には、このクラウド事業が、IBMが2016年に「SoftLayerは今やBluemixである」と発表にしたにも関わらず、独自のアイデンティティ(および独自のWebサイト)を持つSoftLayerを中心に構築されているからでしょう。

SoftLayerのWebサイトはオンラインのままですが、もはやBluemixはありません。しかし、IBM Cloudブランドと、ワトソン社製「コグニティブ・コンピューティング」プラットフォームを含め、IBMが販売するクラウド製品すべてにBluemixは組み込まれています。

IBMのワトソン及びクラウドプラットフォーム部門の最高マーケティング責任者であるM.メンデンホール氏はブログの記事で「BluemixブランドとIBM Cloudブランドを統合した」と発表しました。
「今までご愛顧いただきました全てのBluemix製品、サービス、サポート等は、これまでと変わりなく提供されます。たったひとつ、名称の変更を除いては … IBM Cloud」
「ユーザー体験をシンプルにして、期限のない新しいアカウントIBM Cloud Liteを導入しました。これにより、ユーザーには期限なしの試用が提供されます。新しいサーバー発注プロセスも導入しました」

合計で、IBM Cloudは現在、170以上のパブリック、プライベート、及び、混合サービスを提供しています。

混乱させるシグナル:
IBMポートフォリオにあるBluemixの役割は、メディアだけでなくIBM社員にとっても不可解でした。先月のスイス・バーゼル市で開催されたCloud Foundryサミットで、IBMの社員2人に、このファミリー製品の今後について質問したところ全く異なる回答を得ましたが、そのどちらもブランドが終了するとは述べていませんでした。

– Data Center Dynamics
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