Apple、請負業者との対立でデータセンター建設を中断

Appleは、デンマークのViborg地域にデータセンターを建設する計画でしたが、請負業者とのトラブルが生じたため、計画は暗礁に乗り上げています。

デンマークのViborg Stifts Folkeblad紙によると、アイルランドの請負企業Exyte社が、2018年9月~2019年4月の指定期限内にデータセンターの建設を完了させられなかったため、Appleは同社との契約を終了したと報じました。(DCD単独では、この報道の裏付けは取れていません)

アイルランドでも苦悩するApple

ある報道では、Exyteの従業員300~500名は、職場に復帰できるかどうか定かでないまま現場を後にするよう指示されたといいます。ある情報筋は、Folkeblad氏に「Exyteと関わりのない業者は未だにサイトで働いている」と語りました。

もともとAppleは、アイルランドの子会社Oconeeを通じて2300万ドルでこのデンマークの土地を買収し、2016年からデータセンター建設を開始しました。完成した場合、同施設は166,000㎡に渡り8つのデータセンターを収容できます。

Appleは、Viborg地域に加えてアイルランドのAthenry地域にあるデータセンター(現在は稼働停止中)の建設計画に19億USドルを投資すると確約しました。

‘Athenry for Apple’ supporters at the march on Sunday
– Facebook/James Charity

しかし、Athenry地域での建設プロジェクトは、賛成する地元住民もいる一方で、不満を持つアイルランド住民からの訴えでこのプロジェクトの進行が妨げられたため、Appleはデータセンターの立ち上げに苦戦しました。データセンター建設は地方自治体により承認されていましたが、アイルランド最高裁は訴訟を起こす権利を地元住民に訴えました。結果、Apple社は同プロジェクトから撤退することとなりました。

Data Center Dynamics

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