EquinixとGICが”xScale”ハイパースケールデータセンター合弁会社を設立、クラウド大手をターゲットに

世界規模のコロケーションおよび相互接続プロバイダの エクイニクス は、シンガポールの 政府系ファンドのGICとの合弁会社を設立し、ヨーロッパ地域におけるハイパースケール・データセンターの開発と運営を予定しています。

「xScale」データセンターは、Alibaba Cloud、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructure、Google Cloudなどの企業をターゲットにしています。GICが80%の株式を所有する合弁会社は、10億ドル以上の資金援助を受けています。

合弁は、規制当局の承認およびその他の条件を待って、2019年第3四半期に完了する予定です。

xスケールアップ

この取引の一環として、 エクイニクス はLondon LD10(その事業の一部をリースバックで保有)とParis PA8 IBXデータセンターおよび関連するリース物件を合弁会社に売却する予定です。そして、xScaleデータセンターがアムステルダム、フランクフルト(2サイト)、ロンドンに追加される予定です。これら6つのサイトが全て開設すると、約155MWの電力容量を提供することになります。

GICは80%の株式持分を獲得するための投資を提供する一方、 エクイニクス はLD10およびPA8 IBXの売却から20%の出資を獲得する予定です。 エクイニクス はまた、売却による現金収入の一部も獲得する予定であり、将来的には追加の出資による資金を受け取ることになります。

– EQUINIXデータセンター

この合弁事業は、エクイニクスのLD10およびPA8 IBXの売却の一部に充当する200百万ユーロ(227百万ドル)の不動産担保付き長期融資枠を含む、850百万ユーロ(964百万ドル)の担保付与信枠を確約しており、アムステルダム、フランクフルトおよびロンドンのデータセンターの計画開発および建設費用の一部をまかなうための、6億1000万ユーロ(6億9,200万ドル)の不動産担保付極度貸付契約証書( secured delayed draw term loan facility )、 さらに、 合弁事業の運転資金他の目的に使用される4,000万ユーロ(4,500万ドル)の担保付きリボルビング信用枠に使用されます。

エクイニクスは、xScaleデータセンターは、エクイニクスの相互接続回線およびエッジサービスへのアクセスにより、既存のホールセールデータセンター事業者と差別化された価値を提供できるとし、施設は「技術や運用上の要件や、 コアなハイパースケールのワークロードを展開する為の価格を満たすように設計される」と語っています。」

データセンターは、エクイニクスのスタッフにより運用管理されます。

エクイニクスのCEO、チャールズ・マイヤーズ氏は、次のように述べています。

「GICのような世界トップクラスの投資パートナーと提携することで、 資本構造を最適に保ちつつ、ターゲットを絞った大規模な展開を図るための多額の設備投資を行う機会が得られました。」

「JV体制により、我々のクラウドにおけるリーダーシップを拡大しながら、重要なハイパースケール顧客に大きな価値を提供できるようになるでしょう。他のリージョンでも同様のJVを立ち上げられることを楽しみにしています。そして、この取り組みによって、エクイニクスがクラウドの世界における信頼できる中心企業としてさらなる差別化が図れると信じています。」

Data Center Dynamics

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