仮想通貨のマイナーがノルウェーのKolosデータセンターパークを獲得

Hive Blockchainが北極圏に約1,000万ドルで土地を獲得

ノルウェーのKolos社は、ヌールラン県バランゲンに大規模データセンター施設の建設を計画していましたが、それを利用するのはカナダのHive Blockchain社(以下、Hive)になるようです。

その取引によって方向性は大分変わります:同地には、コロケーション施設の代わりに、仮想通貨のマイニング施設が、今年中に120MWもの電力供給を可能にする所有者と一緒に置かれることになるからです。

Hive Blockchainは、Kolosの全発行済株式を得るために、おそらくその親会社だと思われる別のノルウェー法人を990万ドルで買収することに同意しました。

仮想通貨ジャック

2017年の中頃、Kolosは、敷地面積60万平方フィート、電力供給量1,000MWの世界で最も大規模な部類のデータセンターを建設することを発表しました。同社は、ノルウェーの寒冷な気候、安い電気料金、優遇税制という利点を活かしてコロケーションまたはクラウドサービスを提供するつもりでした。その野心的な計画は、BBCやCNBC、Bloombergなどの大手の報道機関でも繰り返し報じられました。

Kolosはこの計画を実現させるために必要な資金の一部を集めようと試みましたが、最終的にその野望を諦めなければなりませんでした。そして今、この場所には、別の類のデータセンターが建設されることになっています。

仮装通貨のマイニングにはGPUsやASICsを完備した専門的なサーバーを有する簡素化された施設が必要です。そういったデータセンターでは電力供給に重きが置かれ、冷却装置や信頼性といったものは二の次になっています。

Hiveとその提携会社Genesis Mining社は、同地における初めてのマイニング施設の建設計画を推し進めています。その施設の最大消費電力は30MWですが、1年以内に120MWまで引き上げる見込みです。

Hiveによると、同施設は100%再生可能エネルギーを使用しますが、現地自治体から全面的な支援も得ています。

「このデータセンターは、我が社にとって今後数年間フラッグシップとなるでしょう。そして、ブロックチェーンインフラ専用のグリーン水力電気消費量が1GW(または1,000MW)へと拡張される可能性があります」とHiveのCEO兼取締役のH.ポクラント氏は述べました。

「例えば、アイスランドやスウェーデンでの当社の高度マイニング運用では、併せて44.2MWもの電力を消費していますが、これもグリーンエネルギーから供給されています。今回の計画が実現すれば、Hiveは長期的成長に必要なビジネスの柔軟性を大いに得ることになるでしょう。我々のビジョンは、世界でも最大かつ最良のエネルギー効率を持つデータセンターにするまで段階的に拡張するということです。できるだけ早く着工するために、ダイリューション以外の資金調達方法を模索し続けます」

慣例に従って、この取引は60日以内にまとまる見込みです。

– Data Center Dynamics
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