Microsoft、高性能計算コンピューティング企業”サイクルコンピューティング社”を買収

クラウドオーケストレーション企業を合併することで、Azureの使用促進を期待

Microsoftは、Azureに高性能計算コンピューティング(以下、HPC)技術を統合する観点から、サイクルコンピューティング社を買収しました。サイクルコンピューティング社は、クラウドオーケストレーションツールを使用してHPCプロセスをシンプルにするソフトウェアを開発展開している企業です。
同社の製品は、内部グリッドや仮想環境、クラウド上にHPCや高計算アプリケーションを導入することを可能にします。(先月にも、Microsoftのクラウド事業注力に関する記事を取り上げました。ぜひチェックを。)

成功への歩み

サイクルコンピューティング社は2005年の創立以後、毎年ほぼ3倍の成長を遂げていました。
サイクルクラウドは、AWS、Googleクラウド、プライベートクラウドプラットフォームを現在継続してサポートしますが、この先リリースされるバージョンではAzureに焦点を当てたものになります。このサイクルクラウドは、大規模なコンピューティングや技術コンピューティングアプリケーションのためのクラウドクラスタを提供して、ワークフローを自動化し、監視し、これを管理します。クラウド上のHPCシステムに顧客が簡単にアクセスできるようにすることで、より多くの顧客がワークフローをクラウド、つまりAzureに移行することを期待しています。

「顧客はワークロードをより迅速かつ効率的に処理する方法を模索し続けていますので、大規模な拡張性のあるアプリケーションに関する深い専門知識を持つサイクルコンピューティング社は、Microsoftチームに参加してもらうのに、まさに相応しい会社なのです。彼らの技術は、LinuxのHPCワークロードのサポートをさらに強化し、オンプレミスのワークロードをクラウドに簡単に拡張できるようにします」とAzureのVPであるJ.ザンダー氏はこのように述べています。

サイクルコンピューティング社のCEO、J.ストウ氏は次のように述べています。「これはMicrosoftと力を合わせる素晴らしい機会になるでしょう。彼らのグローバルなクラウドフットプリントと独自のハイブリッド製品は、ビジネスで使われることを念頭に置いて構築されており、ビッグコンピュート/HPCチームはすでにインフィニバンドや次世代GPUなどの中核技術を提供しています。サイクルチームは、Azureのビッグコンピュートインフラロードマップと国際的マーケットリーチを活用して、LinuxとWindowsのコンピューティングとデータワークロードを管理するサイクルクラウド技術を早く組み合わせたいと思っています。

余談になりますが、データセンターの電力供給に必要なサイクリスト数については、サラチャーチの記事をご参照ください。

– Data Center Dynamics
原文はこちら