Amazon第二本社、ニューヨーク州とヴァージニア州の2拠点に決定

第二本社の設置場所を検討していたAmazonが、ついに都市選定を行いました。
一つは、ニューヨークのロングアイランドシティにあるクイーンズ、もう一つは、北部ヴァージニア州アーリントンにあるナショナル・ランディングで、最終的に2カ所を拠点として建設することとなりました。

Amazon社による第二本社の選定は、長きにわたり各都市との交渉が行われてきましたが、今月初めには北部バージニア州に第二本社を設置する方向で話が進んでいるとの報道がありました。そのため、この度の最終決定は、多くの人にとって驚きの結果となりました。

選定の決め手は,,,

Long island – Pixabay

Amazonは、高度な技術を習得した労働者を雇うために、2拠点へ本社機能を分割したと述べました。
特に、ソフトウェア開発および関連分野に関しては特に力を入れていくようです。同社がブログ記事で説明しているように、「長期的に5万人の従業員をこの2サイトで採用し、年間平均給与は15万ドル(約1,600万円)に設定する」というのであれば、確かにこの選択は合理的なものでしょう。
雇用を創出するだけではなく、Amazonは今後20年間で、ロングアイランドシティ/ニューヨークに100億ドル以上、アーリントンに32億ドル以上の税金を納めることとなります。

その一方で、ロングアイランド地域ではハイレベルな技術を求められる雇用を生み出すのと引き換えに、15億ドルの税制優遇措置を約束されています。同様にバージニア州からも、5700万ドルの労働助成金を受け取ることとなります。ヴァージニア州の場合、助成金のみではなく、近郊にある空港(ロナルド・レーガン・ワシントンナショナル空港)の整備も約束しており、1億9500万ドルを費やして、地下鉄駅の改装、空港周辺の歩行者用橋を建設する予定です。
アマゾンは、これらの「経済的インセンティブが都市選定の1つの要素」であったとしつつ、「いかに優秀な人材を魅了することができるか」が主導的な要因であったと述べています。

バージニア州のラルフ・ノーサム知事は、今回の決定を「大きな勝利」と語ります。

「バージニア州によるAmazonへの提案は、21世紀の新しい代表的な経済モデルになると信じています。革新的なアプローチが成功したと、大変喜んでいます。
(ただ単に税制優遇措置をするのではなく)教育分野や輸送インフラへの投資といった私たちの取り組みは、バージニア州を、より特徴ある魅力的な都市へと変えていくことでしょう。優秀で才能豊かな労働力、安定した競争力のあるビジネス環境、世界最高レベルの高等教育システム、そして、世界でも最高水準の教育システムを提供できるようになります。」

Amazonは、2つの新しい施設に加えて、物流機能と顧客満足度の向上に向けて、テネシー州のナッシュビルに新しいオペレーションセンターも建設しています。
最大5,000人の従業員が雇用されることとなり、同社には最大1億ドルの税制優遇措置を受ける予定となっています。

– Data Center Dynamics
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