Oracle、EMEA地域のクラウド部門に1000人採用へ

クラウドの成長は止まらない

従来の伝統的なソフトウェアビジネスからクラウドビジネスへとビジネスフィールドを転換しているOracleは、新しいサービス、データセンターなどへの莫大な投資を続けていますが、Amazon、Microsoft,Googleといったマーケットリーダーの背中を捉えることはまだできていません。
その中で今、Oracleは同社のサービスを利用する顧客に対してクラウド利用を促進すべく、ヨーロッパ、中東、そしてアフリカ地域において新たに1000人の人材を雇うようです。

ヨーロッパ、中東、アフリカ地域においてOracleクラウド事業のバイスプレジデントを務めるTino Scholman氏は、「我々のクラウドビジネスは信じられないようなスピードで成長しており、今こそまさに新しい世代のタレントを登用するべきタイミングです」と述べました。1000人の雇用者は、クラウド事業部内のセールス、マネジメント、経理、リクルート、マーケティングそしてヒューマンリソースで活動します。Oracleの従業員は世界中でおよそ85000人に及び、そのうちおよそ51000人は本社のあるアメリカで働いています。クラウド事業は軒並み成長していますが(先月の発表では、昨年比で58%の収益成長を見込んでいるとのこと)ヨーロッパ、中東、アフリカ地域においては2%減収しているのが実情です。

データセンターとの連携

プライベートクラウドインフラにおいて、Oracle Cloud at Customer*1を用いて活用できるサービスは徐々に拡大しています。現在、データベースやアプリケーション開発、分析、ビッグデータ、データインテグレーションやアイデンティティ管理など、主要なPaaSカテゴリーのサービスは全て利用可能であり、さらには、ERP、人材管理、CRMやサプライチェーンマネジメントなどのSaaSサービスも同様に使うことができます。
*1 データセンターの内部にクラウド環境を構築し、各種サービス利用を可能とする。従量課金制度。

Oracleの製品開発責任者トーマス・クリアン氏は「Oracle Cloud at Customerは、クラウド採用をためらう顧客の悩みや導入への障害を取り除き、チャンスへと変えることでクラウドサービスへの転換を促進します。」と語りました。ラスベガスの情報技術ディレクターを務めるMichael Sherwood氏は、同市もOracle Cloudを利用していると語り、「データセンター内にデータを蓄積することで、データを完全にコントロールしながら市民生活に役立つアプリケーションの開発などイノベーションを実現することが可能になります。」と話しました。

-Data Center Dynamics
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