Oracle、トロントにデータセンター開設 – より優れたクラウドサービス提供を

IT企業の大手Oracleは、カナダのトロントで同国では初となるデータセンターを開設しました。この施設は、同社の パブリッククラウド サービスであるOracle Cloud Infrastructureを提供するために使用されます。
同時に、 IX – 相互接続とデータセンター事業を専門とするCologix社は、トロント(TOR1)にある自社のデータセンターを通じて、Oracle Cloud Infrastructureの専用プライベートアクセスを提供すると発表しました。

クラウド事業での巻き返し

– Wikimedia Commons/King of Hearts

Oracle Cloud Infrastructureの製品開発部門副長であるDon Johnson氏は、
「この地域の企業は、ミッションクリティカルなアプリケーションを クラウド 環境で使用する能力は未だに制限されており、大規模なオーバーホールを行うことなく、満足のいく実用レベルを オンプレミス 環境で保つことに苦戦しています」
「Oracleはこの新たな土地で、より多くのユーザーへ、一貫した高度なパフォーマンス、低価格設定、クラウドがもたらす柔軟性を提供するという目標を実現していきます」
と述べました。

データベース企業として知られるOracleは、当初は、パブリッククラウドサービスというアイデアを採用してきませんでした。
しかし、後にOracleはクラウドモデルを支持する一企業となり、多くの地域で自社のアプリケーションに焦点を当てたクラウド、「アベイラビリティ ゾーン 」を構築し、冗長性 を担保した複数のデータセンターを提供する計画を立てています。

少しずつデータセンターも整備

「IT予算の80%が、クラウド事業に費やされる」
「企業が所有する大規模データセンターは80%なくなる」

これらは、Oracle共同CEOマークハード氏がかねてから予想する2025年の姿です。 2017年、データセンター事業に関して、MS・Google・Apple3社は計310億ドルもの金額を投資しています。
また、Data Center Knowledgeは2017年2月の記事でgoogleを取り上げ、2016年と比較しても、やはりDC事業への投資額が10%程上昇している事実を指摘しました。

それに対し、Oracleの投資額は17億ドルと比較的小規模でしたが、2019年末までに、Oracleはオーストラリア、ヨーロッパ、日本、韓国、インド、ブラジル、中東、米国にデータセンターを開設する予定です。これらの地域には公的部門の顧客や国防総省用に設計されたバージニア、アリゾナ、イリノイの用地も含まれています。

– Data Center Dynamic
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