Ryanairが自社のデータセンターを閉鎖し、AWSのインフラへ移行

CTO「このアクションは、我が社が搭乗客に与える旅行体験を“変える”ことになるでしょう」

LCCのRyanairはAmazon Web Services(以下、AWS)と契約を交わし、2021年までに自社のデータセンターの大部分を閉鎖し、その業務の大半をパブリッククラウドに移行することを計画しています。

同社CTOのJ.ハーレイ氏は、今回の移行によって、搭乗客の旅行体験が“変わる”と明言しています。これまで、同社の旅行体験の大部分は、良質なサービスよりも低価格を基に構築されてきました。

The only way is up

3年に及ぶ標準化計画の一環として、RyanairはAWSのデータベース、分析、機械学習そしてディープラーニングサービスを採用することになります。それによってAmazon S3を全社的データのストレージとして構築します。Amazon S3ではAWS Kinesisを使用して、顧客やビジネスデータをリアルタイムで大量に流すことができます。

同社はMicrosoft SQLデータベースを終了して、Amazon Auroraを採用することになります。Amazon Auroraは、市場でのキャンペーンを“ほんの一部のコスト”で実施することを可能にするのです。

アイルランド系のLCCエアラインはすでにAWSをメインのウェブサイト、ホテル予約サービスであるRyanair Roomsに利用しており、AWS ML Solutions研究所をアプリケーション開発のプラットフォームとして利用を開始しました。そのアプリケーションは特定のフライト需要高やフライトスケジュールのあらゆる変更を予測します。

とりわけ、同社はMyRyanairポータルサイトをパーソナライズ化し、搭乗客からのダイレクトなサポートリクエスト対応を改善するのにAmazon Lexを利用するつもりです。

ハーレイ氏は、Amazon Alexaに対する支援の先駆者としてのRyanairを誇りにしています。Amazon Alexaは、搭乗客自身が予約を管理し、フライト照会に使われるものです。

-Data Center Dynamics
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