Vodafone、アイスランドに大規模データセンターを開設

レイキャビクの施設の完成時面積は5,000平方メートル

モバイルネットワーク事業者のVodafoneは、アイスランドの首都レイキャビクに Tier III ハイパースケールデータセンター を建設する予定です。

現地のアイスランドモニター誌によると、この施設は地元のIT企業Opin Kerfiと金融サービス事業者のReiknistofa Bankanna(以下、RB)との提携の下、Korputorg工業団地に建設され、RBはアンカーテナント(核テナント)としても機能します。

プロジェクトの第1段階は2019年初頭に完成する予定です。

極低温地

Vodafoneグループは、加入者数では世界第2位、収益では世界5位のモバイルネットワーク事業者です。世界26カ国でネットワークを運営し、1,000,000キロメートルを超える光ファイバを所有し、英国、ドイツ、アイルランド、南アフリカ、米国、香港、シンガポールでデータセンターを運営、そして、クラウドサービスとコロケーションを提供しています。

Vodafoneの次の施設はレイキャビクに開設され、1年のほとんどを冷却なしで運営できる見込みです。

アイスランドモニター誌によると、この施設はアイスランドの中核銀行システムをホストする予定があるため、施設の設計は厳格なセキュリティと冗長性の要件に従うことになります。

RBのCEOであるT.スノーラソン氏は次のように述べています。「この施設はRBの厳しい要件に合わせて設計されていますが、アイスランドの金融業界は過去25年にわたってリアルタイム決済を中心に構築されています。決済にはダウンタイムは一切許されないからです。

このプロジェクトは、最先端のデータセンターがここ、アイスランドに建設されることを確実にすることで、国内外での競争を優位に進めようとしています。これは、国内外の顧客にとって非常に魅力的、かつ、安全でコスト効率の高いソリューションと言えるでしょう」

アイスランドは、寒冷気候、安定した政治体制、低自然災害リスク、高い再生可能エネルギー比率の組み合わせにより、データセンター開発業者を引きつけることに成功しています。2016年に米国の不動産管理会社Cushman&Wakefieldは、アイスランドを世界で最も安全なデータセンターの場所と位置づけました。

先月、VodafoneとHuaweiはバルセロナで最新の5G無線技術の共同試験を実施しました。

– Data Center Dynamics
原文はこちら