NECがBtoBEの海底ケーブルシステムを建設

シンガポール、香港そして米国を結ぶ新たなネットワークとして、2020年までに完成予定

NECが、Bay-to-Bay Expressケーブルシステム(以下、BtoBE)共同事業体と契約を締結した。この共同事業体にはチャイナモバイル、FacebookそしてAWSが参加しており、シンガポールと香港、そして米国を結ぶ高性能なネットワークケーブルを構築することが目的である。

上陸するのは3地点のみ

6つのファイバーの組から構成された太平洋横断ケーブルシステムは、世界最大の2つの海岸エリアを結び、2020年第4四半期までには完成される予定だ。同計画はまた、東南アジアでのコネクティビティを強めるために、South-East Aisa-Japan(SJC2)海底ケーブルとも結ばれることが求められている。

チャイナモバイルの初期報告では、同システムの総容量は108Tbpsで、遅延時間は130ミリ秒であることが明かされた。150ミリ秒以下の遅延時間でシンガポールと米国を結ぶ最初のものだとうたわれている。

NECのウェブサイト上のルートマップを参照すると、1万6,000キロメートルに及ぶケーブルシステムは、シンガポール、香港そしてカリフォルニアという3地点のみに上陸する。

同ケーブルは、ステークホルダーである3社のトラフィックチャネルとして排他的に利用される可能性もある。先週、チャイナモバイルはシンガポールにおける最初のデータセンターの進水式を行い、AWS、Facebokk双方とも自社のデータセンターをそれらの都市に保有する。

「BtoBEが、我が社を、再生(regeneration)することなしに世界最長距離をカバーする光ファイバー海底ケーブルの、ターンキー(turn-key)・システムサプライヤーに選んだことは光栄なことです。太平洋をまたいだ3地点に上陸するBtoBEは完成後、1対のファイバーペア毎に最低でも18Tbsの容量を運ぶことができるように設計されている」と語るのは、NECの海底ネットワーク事業部のジェネラル・マネージャーである。

「BtoBEは、他のアジア太平洋海底ケーブルを補完しながら、シームレスなコネクティビティとネットワーク多様性を提供します」

– Data Center Dynamics
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