EdgeMicro、米国の30都市でモバイル基地局マイクロDCを計画

意欲満々

EdgeMicro社はコンテナ型データセンターを使用してネットワークエッジにサービスを提供する計画をしていますが、今回、マイクロ施設を設置したい30都市を指定し、北米のモバイルネットワーク事業者(以下、MNO)が、モバイル基地局で使用するユニットのテストを行うことを発表しました。

EdgeMicroのM.ヘイガンCEOは次のように述べています。「今月中旬から我々はMNOラボに参加しますが、複数の使用例におけるメリットとROIのテストには、ざっと30日間かかる見込みです。それから最初のフィールドテストに移り、我々の基地局、タワートラフィックエクスチェンジ(以下、TTX)がモバイルネットワークに何ら影響を与えないことを立証する予定です」

M.ヘイガンCEOは複数のコンテンツプロバイダーでテストした後、今年後半にTTXを展開する予定です。

ネットワークエッジへの展開

EdgeMicroは事業者の名前を明らかにしていませんし、導入はまだ不確かですが、モバイル機器やユーザーにサービスを提供するために、ITリソースをモバイル基地局で提供する重要な役割に挑戦する事業者が数多くいると断言しています。

多くの新しいアプリケーションでは、高速レスポンスと低 レイテンシ が要求されるため、ネットワーク「エッジ」は重要な“技術戦場”になる可能性があります。

そのようなアプリケーションには、ストリーミングコンテンツとバーチャルリアリティ( VR )、リアルタイム制御と監視を処理するセンサー、および自動運転車等が含まれます。

クラウドアプリケーションを提供する集中型 ハイパースケールデータセンター では、この要求を満たすことができず、モバイル基地局を含むモバイルインフラが、必要とされる能力を導入する可能性の高い場所として浮上しています。

EdgeMicroは「北米のトップモバイルネットワーク事業者がその技術検証テストを開始した」と発表しました。シュナイダー社のコンテナ型データセンターとITハードウェアを組み合わせて出荷します。このソリューションは、特にモバイル機器にアクセスできるエンドユーザーの近くにコンテンツを配置することを目的としています。これをスピードアップするため、EdgeMicroは、コンテンツがローカルで利用可能か、インターネットから取得する必要があるかを判断するTTXプロトコルを提供しています。

EdgeMicroは1つのMNO試験環境を持っていますが、その製品はモバイル基地局に設置されれば、誰でもその製品を利用することができます:「各モバイル基地局のMNOは、全ユーザーにサービスを提供するためにキャッシュ内のデータにアクセスできます」とヘイガン氏は語りました。

ユーザーに提供するコンテンツのスピードアップは、アカマイなどの有線インターネット上で現在行われている作業と同じです。コロケーションサイトに標準化されたハードウェアを配置してコンテンツをキャッシュします。EdgeMicro製の機器がインストールされているならば、同等のハードウェアを同程度のコストでモバイル基地局に設置することも可能、とHagan氏は述べました。TTXプロトコルは、一部のCDNソリューションと連携し、モバイルユーザー向けにコンテンツをキャッシュする能力を向上させるでしょうと付け加えました。

「今日、モバイル機器上で誰かがコンテンツプロバイダーにデータを要求すると、それはモバイル基地局のてっぺんに行き、次に中央オフィスやメガデータセンターに行きます。今まで、そのパケットがタワーの基部に着地し、データがすでにそこにあるかどうかを確認するプロトコルはありませんでした。」とヘイガン氏は説明しました。

VR、自動運転車、IoTセンサーのデータなどを扱う他のアプリケーションも開発されるでしょう。しかし、ユーザーにコンテンツを提供するアプリケーションが、最初に展開されることになるでしょうと彼は述べています。

EgeMicroがマイクロデータセンターを展開したいと考えている人口の多くて未展開の米国の都市は次の通りです:ポートランド、サクラメント、サンディエゴ、ラスベガス、ソルトレークシティ、フェニックス、デンバー、アルバカーキ、エルパソ、オマハ、カンザスシティ、オースティン、ヒューストン、サンアントニオ、ミネアポリス、セントポール、デモイン、セントルイス、メンフィス、ナッシュビル、ニューオーリンズ、デトロイト、クリーブランド、ロチェスター、ピッツバーグ、ローリーダラム、ジャクソンビル、タンパ。

– Data Center Dynamics
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