TikTokの親会社がインドにデータセンターの建設を計画

“今世界で最も価値のある新興企業、ByteDanceは、データ主権法に反することを望まない”

人気の高い動画共有アプリTikTokを所有するByteDanceは、インドにデータセンターの開設を計画しています。現在TikTokは約2億のユーザーが利用しています。

今後3年間でインド国内に10億ドルの投資を予定している同社は、以前同サービスを禁止していた政府との関係を改善するため、提案されているデータ・レジデンシー法に従う計画をしていると語っています。

法律に従う

「インドでのサービス開始以来、当社はインド・ユーザーのデータを米国およびシンガポールの業界をリードするサードパーティのデータセンターに保管してきました。」とByteDanceは声明の中で述べています。

「我々は今、次の大きな飛躍を遂げる時が来たと信じています。インド国内で、インドのユーザー向けに安全かつ信頼できるサービスを検討中です。」

– Wikipedia

最初にニュースを発表したインドの Business Standard では、同社がデータセンターの設立に6~18ヶ月の内部目標を設定したと言います。

企業は依然として、インドのユーザーのデータを国内にとどめることを企業に強制する個人情報保護法案に警戒しているため、このような動きは起こります。しかし、議会ではまだ法案は決定されておらず、今後状況は変化するかもしれません。

だが、 7,500億ドルの価値がある中国の会社であるByteDanceは、政府に対する強い影響力を持っています。

TikTokと同社の他のアプリHeloは、未成年がポルノやその他の不適切なコンテンツにさらされる可能性があると非難されています。インドの裁判所は4月にTikTokを禁止しました、一週間後の上訴後に決定は覆されましたが。

一方、インドの技術大臣は先週、 ByteDanceに別の圧力を掛けました。月曜日までに「反国家的」および「反社会的」コンテンツ、そしてデータのプライバシーと子供の保護に関する24の質問への回答を求めるといった内容です。

「インドでの当社の継続的な成功は、地域社会の支援なしには実現できないでしょう。」と同社はCNNビジネスの声明で述べています。

「我々はコミュニティに対する責任を真剣に受け止め、我々の義務を果たすために、政府との全面的な協力については惜しみません。」

ByteDanceはさまざまなサービスにわたり、全世界で約10億人のユーザーを誇っています。

Dayan Center Dynamics

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