Vapor IO、新しいサーバー筐体形状と分配アーキテクチャを発表

Vaporエッジモジュールは、ラックを円柱形にしてアクセスを簡単に

シリコンバレーの新規参入者Vapor IOは、コンパクト、かつ、ネットワークのエッジにおけるマルチユーザコロケーションをサポートするよう予め設計されたVaporエッジモジュールを発表しました。全体の構成は円柱形で、軸を中心に回転させて特定のラックにアクセスします。同社は、また、Vaporキネティックエッジも発表しました。これは複数のエッジモジュールを単一の仮想データセンターに統合して、管理を容易にし、信頼性を向上させるソフトウェアアーキテクチャです。

サークル

Vapor IOは、Open Compute Foundationの前エグゼクティブディレクター、および、OpenStackプロジェクトの共同設立者C.クロフォード氏によって2015年に設立された会社です。同社最初の製品Vaporチェンバーは、外部から冷気を取り込み、暖気は中央から排出し、従来のホットアイルとは対照な手法で複数の「ホットカラム」を作り出す自動冷却式のハードウェアラックでした。

Vaporエッジモジュール(以下、VEM)は、悪天候に耐えられるように設計されたオールインワンのマイクロデータセンターで、元のVaporチェンバー設計に基づいています。
VEMひとつには、必要な配電、冷却、消火、セキュリティの要素がすべて含まれており、6ラック全体で最大150kWのIT機器をサポートできます。

機器全体は左右180度回転できる電動ターンテーブルに載っています。アクセスが必要な場合、ユーザーは小さいアルコーブに入り、認証情報を入力します。するとターンテーブルが回転し、実物のハードウェアに直接アクセスできるという訳です。

Vapor IOの主張によれば、この手法はセキュリティを強化し、機器の収容および保守に必要なスペースを削減します。
キネティックエッジは、複数のマイクロデータセンターを都市全体にまたがる単一の論理的施設にリンクすることができ、物理的施設に複製された情報の可用性は99.9999999999%以上です。

「エッジはただの箱ではありません。ハードウェア、ソフトウェア、および、ネットワークが高度に相互接続されたパッケージで、調和して動作します。Vaporキネティックエッジの構成とVaporエッジモジュールは、当社の主力製品Vaporチェンバーならびに顧客のニーズに応える全製品のラインナップの一部として、真のエッジクラウドを提供します。曲がった板金を提供するだけでは不十分です。理想的なエンジニアリングとソフトウェアで全コンポーネントを連携させる必要があるため、アルゴリズム的に、自律的にエッジを統合できます」とクロフォード氏は説明しました。

– Data Center Dynamics
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