Equinix、ロンドンに新データセンターLD7を新設

国際的な コロケーション データセンター事業社であるEquinixは、ロンドンのスロウ地区郊外に最大1億1500万ポンド(約170億円)を投資し、新たなデータセンターを開設しようとしています。
このデータセンターは、初期段階において約1750ラック分のスペースを予定しており、2019年初旬に開設される予定です。

Brexitの混乱状態にあり、窮地に立たされていた英国のメイ首相は、イギリスが未だに十分な投資対象であることのあらわれだとして、この発表を歓迎しました。

「Equinixの投資は、今も高まるロンドン市内のデジタル金融サービスの需要を反映しており、またそれは、世界有数の金融ハブとして、今後の成長を自信をもって確約する投資である。これはまさに我々が望む状況そのものです」と彼女は声明しました。

自信のあらわれ

Equinix LD6 in Slough
– Equinix
Equinixは、世界の52市場において200以上のデータセンターを管理しており、うち8サイトはロンドンに位置しています。また、金融組織を含む、広範なユーザーへサービスを提供しています。

この最新のデータセンタ-計画は、ロンドン郊外にあり、イギリスで最も多くのデータセンターと90ものネットワークプロバイダーによって通信が提供されるスラウで行われます。
LD7は、初期段階で1750個のラックスペースを、最終的には2650個まで増設される予定です。同施設では、冷却水を利用してフィルターを通過した空気を気化熱冷却するアディアバティックシステムを利用しています。また、同施設はLEEDによるGold認定を受ける予定です。
今回の増築によって、エクイニクスがロンドンで運営するデータセンターの総数は12となります。

イギリスEquinixのマネージングディレクターを務めるRussel Poole氏は
「ロンドンは、世界で最も重要な接続地点であり、ポストBrexit時代も、世界のデジタルエコノミーを牽引していく大きな役割を果たすと期待されています。
イギリスのデジタルインフラへ再び投資するというEquinixの決断は、英国のEU離脱の結果にかかわらず、今後もロンドンが世界のデジタルエコノミーにおける先導者であり続けるという自信を、反映しているのです」
と語りました。

ある程度の読者の方は気づいているかもしれませんが、ロンドンのデータセンターに関しては、Equinixが定めるデータセンターコードにはあまり意味がありません。
ロンドンにおける、Equinixの初期データセンターにはLD1が含まれていますが、LD2は含まれていません。今回新設が発表された施設はLD7ですが、既にLD9やLD10は運営が開始しています。

これは、統合や買収など、長年にわたって形成された事情があります。
例えば、2016年にEquinixはデータセンター事業者のTelecityを買収しましたが、そのかわりにヒースロー空港近郊のLD2をDigital Realty社へと売却するよう、European Commissionからの買収条件として設定されていました。その後、Telecity社のPowergateデータセンターは新たにLD9として運用が開始されました。その一方で、LD10と呼ばれる同社のデータセンターは、米国企業IOから2017年に買収したものです。
今年の初めには、約40億円を費やして、LD4を3300㎡拡張する計画を発表しています。

– Data Center Dynamics
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