Equinix、香港に5つ目のデータセンター新設へ

Equinix社は16日、同社にとって香港で5つ目となるデータセンターHK5の新設を発表しました。
およそ3000万ドルを要するこのデータセンターは、金融機関のデータセンターや海底ケーブルの経由地に近い、将軍澳(チョン・クワン・オウ)地域に建築されるとのことです。

アジア・パシフィック地域での躍動

香港は立地環境などによって土地が不足しており、民間のデータセンター業者が適当な不動産を見つけることは非常に難しいのが実情です。その結果として、2011年に政府によってチョン・クワン・オウ工業団地を含む新設データセンターのスペースが整備された経緯があり、現在は、NTT Communicationsなどによって使用されています。

新しい8階建てのHK5データセンターは、およそ48,000平方メートル、1200ラックの収容が可能となります。この施設は、細かな温度監視や、コールドアイルコンテインメント、照明制御の最適化といった機能を携えており、年間平均PUE値はおおよそ1.45を実現する見通しです。とりわけ、HK5は既設のHK1、HK2、HK3と連携されており、HK5を利用する顧客たちは、香港にあるエクイニクス社の他のデータセンターから直接接続することが可能となります。既に香港でエクイニクス社のデータセンターを利用している顧客にとって、データのバックアップや利用サービスの拡張など様々な活用方法、メリットがあると同社は説明しています。

Equinix社は、香港、メルボルン、シンガポール、シドニー、東京などアジア・パシフィック地域での活動を強めており、今回のHK5設立によって、同地域のデータセンター数は合計30に達することとなります。アジア・パシフィック地域の責任者であるSamuel Lee氏は、「HK5の新設は、香港のお客様のさらなる成長、イノベーションを促進するためのチャンスを提供することとなるでしょう」と述べました。

アジア・パシフィック地域における成長戦略については、およそ2年前にSamuel Lee氏がDCDの取材に対して説明しています。

– Data Center Dynamics
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