Facebook、ヴァージニア州に10億ドルでデータセンター設立か

ついに謎が明らかに?

Richmond-Times Dispatchに集まった複数の情報によると、Facebookはヴァージニア州のヘンライコ郡東部に10億$のデータセンター設立を検討しているようです。
ヘンライコ郡にある White Oak Technology Parkでは計画の第一段階として、90,116平方メートルに及ぶデータセンターと関連施設の建設が予定されており、また、最終的にその規模は232,258平方メートルまで広がる可能性もあるといいます。
このWhite Oak Technology Parkで進んでいた計画については過去に取り上げたこともあったが、どの企業が関わっているのかは謎に包まれていました。

低税率、雇用拡大

データセンターの設立はヴァージニア州知事のMcAuliffe氏により州議会でも正式に公表されました。この計画により何千もの仕事を建設過程で生み出すことができ、また、建設が完了したあとには100を超える正社員の雇用が実現されるでしょう。
McAuliffe氏は公表時に“FacebookなどといったIT企業との協働は、世界トップレベルにあるヴァージニア州のテクノロジー経済をさらに前進させる”と述べました。また、Facebookは本事業のために建設費に7億5千万$を、2億5千万$を複数の太陽光発電企業に出資することを明かしました。

FacebookのRachel Peterson氏は、候補地を決定するうえでクリーンエネルギーや再生可能エネルギーを利用できること、地元コミュニティとパートナーシップが結べること、インフラがしっかりしていること、そして地元に優秀な人材が十分にいることを考慮したと述べています。
White Oakには、かつて半導体企業が入っていた120,773平方メートルの施設にQTSのデータセンターがあります。その施設は1996年にMotorolaとSiemensのジョイントベンチャーが1500万$で開設したもので、何千もの正社員雇用を地域にもたらしました。その後は、Infineon TechnologiesやQimondaの手に渡り、2009年初めに閉鎖しました。

今年、ヘンライコ郡はデータセンターの機器にかかる税を削減するなど、施設を魅力的なものにするための努力をしてきました。4月に、監査役会で100$あたり3.50$だった税率を100$あたり0.40$まで引き下げ、7月にその効果が出た形だ。ヴァージニア州によるとFacebookは2035年までにおよそ1900万$の免税を受けることになるといいます。

FacebookがWhite Oakにデータセンターを設立することがわかったことで、同じくヴァージニア州のPrince William郡で進んでいたAura Developmentについての謎も解けそうです。Aura Developmentもまた、データセンター設立計画のことで、その依頼者は謎でしたが、White Oak、Aura Developmentどちらのデータセンターも同一のデベロッパーとエンジニア会社が建設を任され、なおかつ同一のプロジェクトリーダーが起用されています。
また、Aura Developmentの規模はWhite Oakのデータセンター似通っており、FacebookがWhite Oakに許可が下りなかった際のバックアップとして確保していたのではないだろうかという見方もできます。本誌では、今後も動向を追跡していきます。

-Data Center Dynamics
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