英エクセター大学がスーパーコンピュータを仮設建屋に移転

Stulz社製の新システムは1年間コンテナの中

新入生はきちんとした部屋に引っ越す前に、大学構内の宿泊施設に一時的に入居する場合がよくあります。
同じことが、スーパーコンピュータにも起こりました:英エクセター大学は、新しいデータホールが建設中だったため、専用コンテナにStulz社製のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)マシン「Isca」を1年間収容したままにしていました。このシステムは、その後、新しいデータホールに移され、工学、数値流体力学、数学、宇宙、生命科学の研究に貢献しています。

学期から学期へ

Iscaはレノボ社の支援を受けた英国のHPC専門OCFによって開発されました。この研究には、レノボ社のNeXtScaleサーバーノード、Mellanox EDR Infinibandネットワーキング、DDN StorageのGS7Kパラレルファイルシステムアプライアンスを使用されています。
「標準ノードを持つだけでなく、Nvidia GPUノード、Intel Xeon Phiノード、OpenStackクラウドノードなど、様々な専門キットも用意されています」とエクセター大学の技術設計者、D.バーカー氏は述べました。

「可能な限り多様な研究プロジェクトに対応できるようにするため、システムにはユーザーの多様なアプリケーションや要件が反映されています」

Iscaはその後Stulz社のRapid Deployment Data Center(以下、RDDC)に収容されました。
Stulz社のRDDCは、世界各国のどこへでも出荷できる専用コンテナ施設です。他のモジュール式ソリューションとは異なり実際の出荷用コンテナは含まれていませんが、使い慣れたフォームファクタで専用の筐体が使用されています。OCFとStulz社が協力してRDDCを調整し、2016年6月には、システム全体をコンテナに納めた状態で大学に搬入しました。

「あれは第1段階でした。この新しいスーパーコンピュータは専用コンテナに納められた状態で大学構内におかれ、そのまま1年間稼働しました」とバーカー氏は語りました。「私たちは、仮の保管場所においたまま、システムを使用していましたが、これは実に多くの理解を与えてくれました:OCFの支援を受けてシステムを拡張し、それをキャンパスの新しいデータセンターの最終的な場所に移すというプロジェクトの第2段階を明示してくれたのです」

このプロジェクトは、医学研究評議会から多額の助成金を受けた大学から資金提供を受けています。HPCリソースは現在、30以上のアクティブな研究プロジェクトの研究者200人以上に活用されています。

– Data Center Dynamics
原文はこちら