NECがチェコ水力気象研究所のスーパーコンピュータを建設中

現在のシステムより80倍のパフォーマンス向上の見込み

チェコ水力気象研究所(以降CHMI)が、日本のIT大手NECが設計した新しいスーパーコンピュータを導入します。

LXシリーズのマシンは、高速メラノックス製EDR InfiniBand 素材で接続された300以上のノードで構成されています。これにより天気予報の精度を向上させ、大気汚染を追跡し、異常気象が発生した時の早期警報に利用されることになります。

この新システムは2018年初頭に運用開始予定です。

NECドイツのシニアセールスマネージャー、A.ゴットリッヒャー氏は次のように述べています。「長年にわたり我々は数々の気象研究所との共同研究に成功していますが、これらのパートナーシップをさらに深まることが楽しみです」

雨か晴れか

チェコ水力気象研究所は1919年にプラハで設立され、大気状態研究に関する欧州の最高研究機関の一つです。

NECによると、降雨、気温、風や地形などの多くの変数を伴う複雑な計算に依存する大気モデル研究と気象予測は、高性能計算コンピューティングの完璧な使用例です。

CHMIの新しいスーパーコンピュータは、天候を観測してより正確な予報を行うために、最新のXeon E5-2600 v4コアの3,500を使用します。ストレージには、1PB以上の容量と30 GB /秒以上の帯域幅を備えたLustreファイルシステムをベースにしたNEC製LXFS-z並列ファイルシステム機器を使用します。

「NECの信頼性の高い高性能計算コンピューティング技術は、生産予測と革新の両面において重要です。現在26カ国で使用されているALADINの数値天気予報システムの開発に、CHMIはメテオ・フランスに次いで大きく貢献しています」とCHMIの数値天気予報部のR.ブロツコワ博士はこう述べました。

さらに、このプロジェクトでは、気象条件と大気状態警報システム性能に関わる大気状態動向予報を改善する具体的な目標を掲げています。

– Data Center Dynamics
原文はこちら