高密度ラックを水冷基盤でサポート – Motivair社×米国立研究機関

ChilledDoor & CDU – HPCアプリケーション向けの技術;

米国Motivair社は、リアルタイムでの気象観測アプリを運用する米国海洋大気庁のスパコン基盤、および、米国国立再生可能エネルギー研究所の研究基盤の2カ所に、同社の冷却装置を使用するスーパーコンピューティングシステムを新たに導入したことを発表しました。同発表によって、Motivair社の柔軟な設計能力およびHPC利用者へのソリューションが確かになりました。

第一のプロジェクトは、米国東海岸の複数都市に点在するNOAA(アメリカ海洋大気庁)のスパコンシステムの品質向上についてです。NOAAはスパコンシステムを危機的な気象現象を監視するリアルタイム観測ソフト”National Weather Service“に利用しており、NOAAの最新のプレスリリースでは、「NOAAによる気象観測・予測能力を高め、破壊的な気候に関して米国中に警告する」と報じられています。最新のシステムがあれば、NOAAは諸都市において、その計算処理能力を2.8ペタフロップス増やすことになります。そのシステムは、Motivair社のCDU(冷水分配装置)の設置ならびにラック冷却システムであるMotivair社のChilledDoorを配置することも意味しています。
※NOAAがスパコンの品質を向上させることについてはこちら(原文)

つい最近には、Motivair社のラック収納型CDUが、Aquila社の固定コールドプレート温水冷却技術の一部として利用されるというプロジェクトも発表されました。Aquila社のHPCシステムは現在NREL(国立再生可能エネルギー研究所)のサンディア国立研究所で研究が進められています。その新しいシステムの特徴の一つは、既存のデータセンター施設の水道インフラを、直接Motivair社のCDUラックに取り付ける点であり、Motivair社はAquila社のCDUベンダーとして親和性があります。同プロジェクトに関する最近のプレスリリースでは、システム全体の冷却能力およびデータセンターの効率性を向上させる能力について言及されています。

同計画に関してAquila社の社長であるJudy Beckes Talcott氏は、
「我々はNRELやサンディア国立研究所の方々と働くけることに喜びを感じる。これらの合衆国エネルギー省の研究所は、革新的な液体冷却およびデータセンターの効率性向上のためのその他の最先端技術を先導する役割を担っているからだ。我々は彼らのリーダーシップこそ未来のHPCを形作り、現代のデータセンターデザインにおける液体冷却の機運を高めるだろう。我々は、データセンターのエネルギー効率を50%ほどまで向上させるというビジョンを共有している。」と述べました。

– Motivair Cool News
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