Facebook、ノルウェーで294MWの再生エネルギー電力源を確保

1年後、Facebookのノルウェー風力購入量はGoogleのほぼ2倍に

Facebookが15年間の電力購入契約(PPA)を締結しました。これにより、ノルウェーの風力発電所から合計294MWの発電量を確保することになりました。これは、昨年、Googleの160MWの風力電気購入契約に続くものです。

2019年後半に開設予定の3つの風力発電所があるBjerkreimクラスタは、年間1,000GWhもの電力を供給することになります。これはデンマークのオーデンセとスウェーデンのLuleåにあるFacebookのノルディックデータセンターで使用される電力を賄うのに十分な発電量です。Bjerkreimクラスタパークには容量4.2MWのシーメンス製風力タービンが70基あり、運用は独Luxcara社が行なっています。スウェーデンのユーティリティ企業Vattenfallが、Bjerkreimクラスタが発電する電力を北欧の電力網に統合して、バランシングサービスを提供し、Facebookにも電力を供給することになります。

嵐を吹き飛ばす

「デンマークのオーデンセにあるFacebookデータセンターの100%ならびにスウェーデンのLuleåのキャンパスの一部にこの風力エネルギーが供給されることになります」とFacebookのブログで明らかにされました。Luleåが水力発電プロジェクトから電力を得ていることはご存知の通りです。

気候、優遇税制、再生可能エネルギーによる電力供給が魅力的なウェブスケールのデータセンターのブーム到来により、ノルウェーに一陣の風が吹きました。Bjerkreim最大の電力取引きは、今のところ、Facebookの再生可能エネルギー購入ですが、これは、ノルウェー史上最大の風力プロジェクトです。

南西ノルウェーのローガラン県のBjerkreimの取引には、総工費4億6,900万米ドルのGravdal、Skinansfjellet、Eikeland-Steinslandの風力発電所が含まれています。ここは総称Bjerkreimクラスタとして知られています。

今回の契約はFacebookをGoogleと密接に結びつけました。昨年、Googleはテレネス風力発電所の160MWの容量を購入しました。2017年9月、ソンダル市に開設されたテレネス風力発電所は、ほんの50キロ程しか離れていません。

この2つのプロジェクトの規模は、ノルウェーの風力エネルギー事業がどのくらい急速に成長しているかを表しています。昨年のノルウェー最大の風力発電所はテレネスでしたが、今年のBjerkreimはテレネスのほぼ2倍を叩き出し、約5万世帯に十分なエネルギーを生産しています。

Norsk Vind EnergiのプロジェクトマネージャーのシニアパートナーであるR.ヘルスヴィック氏は次のように述べています。「これはFacebook史上最大の再生可能エネルギー購入契約です。地元メディアの取材で、「このことは地元から見ると、供給者や請負業者にとって長期間たくさんのビジネスが存在することを意味します。地方自治体の税収と土地所有者の収入に十分に貢献するでしょう」と付け加えました。

Vattenfallの営業担当VP、B.スラビック氏は「バランシングサービス契約は、Vattenfallと北欧の外部パートナーとの過去最大の契約です」と述べています。

地域暖房システムへの電力供給

補足として、Facebookは、オーデンセ施設の排熱を地元の地域暖房システムに無償提供するプロジェクトで使用されるヒートポンプに、この再生可能エネルギーが利用されることにも触れています。

空冷式データセンターからの排熱は一般的には低すぎるため、地域暖房システムにとっては便利です。地区暖房システムは都市部の家庭やオフィスに温水を送り込みます。データセンターから地区暖房システムに熱が分配されると、通常ヒートポンプを使用して、利用しやすい温度まで効率的に温度を上昇させます。

「プロジェクトの一環として、地域暖房が回収するインフラに投資しました。地域暖房会社Fjernvarme Fynとの協力の結果、データセンターからの余熱は地域暖房にリサイクルされるようになりました。無償提供された排熱の温度を上げるヒートポンプが消費する電力のほとんどは、この新しい風力プロジェクトによってカバーされることになるでしょう」

– Data Center Dynamics
原文はこちら

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です