三菱電機が新しいデータセンター空調製品を発表 – iNEXT DC

DeLclimaの買収に続いて

日本の多国籍電子メーカーである三菱電気は、i-NEXT DXというブランド名で、データセンター向けの新しい冷却システムを公表しました。
イタリアのRCグループからDeLclima社を買収したのに続いて(現在はMELCO Hydronics & IT Cooling S.p.A.に改名)同社の新たなサービスポートフォリオへと加わることになります。同社のサービスには、ルーフトップ型空調や、ラックユニット型空調、チラー、アイルコンテイメントなどのソリューションが含まれています。

– Mitsubishi Electric

iNext DXは、従来と同じように、温度や湿度の適切な管理が可能です。また、コンプレッサーのモーター速度はインバータ技術を用いて管理されます。従来の空調よりも効率性が良いと言われており、部品の耐久性を延長し、コンプレッサーに送られる負荷の変動を防止します。冷却能力は気流構成によりますが、定格の提供範囲として床下空調で最大140kW、アップフローでは105kWとなります。

空調機はECファンを利用しており、データセンターのオペレーターに負荷を与える騒音の問題や、電気使用量の削減が実現したと同社は述べました。

空調機の冗長性に関しては、ローカルエリアネットワークを通じて一度に最大10ユニットまで管理することができ、システムには自動再起動機能がついているほか、機器本体もフロントアクセスが可能です。
ユーザーは追加オプションとして、管理制御システムやデータ収集システム、電機ヒーター、スチーム加湿器、温度や湿度が適切にいきわたるためのプレナムチャンバー、設置用の架台を選択することができます。

三菱電機のセールスディレクターであるDeane Flint氏によると、「ITに特化したマーケットへのソリューション提供は、わが社がどれほど真剣に、あらゆる建物、セクター向けに向けて、完璧なソリューションを提供しようとしているかを示すものです。市場を先導する空調、暖房および換気製品を当社から購入できるだけでなく、最先端のIT専用冷却にもアクセスできます。」とも述べました。

三菱がデータセンターシステムに参入するのは初めてではありません。
同社は光ファイバー通信機器、UPSシステムそしてミッションクリティカルな施設向けのPDUに使用する電力モジュールおよびデバイスを提供しています。

昨年、親会社の三菱商事は米国最大のデータセンタープロバイダーであるDigital Realityと合弁会社を立ち上げ、Digital Reality MCをたちあげました。両者はデータセンターのリソースを運営会社と持株会社にわけ、半分ずつ所有しており、日本国内で新たなデータセンターを10サイトほど建設する予定です。

この契約は日本のデータセンター市場の変化を象徴しています。
従来、企業や金融機関は第三者のデータセンターを利用することを避けてきましたが、他の先進国においても、ハイパースケール設備やクラウドサービスの利用が増えています。

– Data Center Dynamics
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