nVentが新データセンター設備機器を発表 – InRow/リアドア空調、iPDUなど

重電/インフラベンダーのnVent Electricalは、液体冷却機器やインテリジェント PDU を含む新しいデータセンター市場向けの製品を多数発表しました。
nVentは、水を利用した居住空間、工場、データセンターなどのソリューションを提供するペンテア社の一部門でしたが、熱対策および配電に焦点を当てたソリューションを提供するべく、2018年に親会社から分社化されていました。

同社は、サーバラックや電源設備、ラックアクセサリなど、Schroff製品の1部として既に幅広いデータセンター機器を製造・提供しています。

気になる新製品ラインアップは

– nVent

今回発表された新製品として、まずはSchroff InRow Coolerがあります。この In-Row冷却 機は、入水温度が14°Cに保たれている場合、ラック間に最大55kWの冷却能力を供給できるように設計されています。

また、空調機には高性能なコントローラやファンが搭載されており、CRACユニットよりも大幅な効率性の改善を提供することが出来るとnVentは語ります。

一方で、 リアドア冷却 機のSchroff Rear Door Chilled Water Heat Exchangerは、入水温度が20°Cの場合、個々のラックごとに最大40kWの冷却効率を提供します。露点制御などの確認が必要だが、さらに低温で水が提供できれば、最大で55kWに及ぶ冷却能力を実現することが可能となります。

さらに別の新製品として、Schroff RackPower Intelligent PDUがあります。このPDUはモジュラー設計となっており、様々なカスタマイズ機能をオンライン上で決めることが可能です。ユーザーは、デバイス、入力電源、コネクタのフォームを選択することができ、各国の仕様に合わせた幅広いアウトレット仕様を選ぶことも可能です。

このPDUは、同じ筐体内で最大3つの異なるアウトレットタイプを提供することが可能です。また、電流値などの計測情報は2.8インチのカラータッチディスプレイに表示されます。
1つのIPアドレスで、最大16台のPDUをカスケード接続し、共有することが出来ます。ユーザーは、無料で使用できる管理ソフトウェア(RackPower)を通じてPDUの管理が可能となります。

親会社であるペンテアは、50年以上の歴史を持つ会社です。同社はイギリスを拠点としていますが、大半のビジネスはアメリカで行われています。nVentは、昨年ペンテアから分離し、2018年5月1日にNYSEで株式を公開していました。
nVentのCEOであるBeth Wozniakは当時
「この状態が続けば、nVentは世界中の顧客に電気接続、保護策を提供するということに焦点に絞った世界的な先導者になるという重要なマイルストーンに到達するでしょう」と語っていました。

– Data Center Dynamics
原文はこちら