Dell EMC、水冷サーバーを開発 -高密度データセンター向け

顧客が保証に適合するよう丁寧に支援します

Dell EMCは、カナダのベンダーCoolITシステムズ社が開発する冷却機能付きサーバーを販売開始を発表しました。液体冷却の専門家は、データセンター向けに合計4種類のオプションが用意されており、そのうち3つは冷水による冷却、1つは冷水によって空気を冷やす方法です。先日のシュトゥルツ社の発表に引き続き、水を利用した冷却が広まっています。

今回発表された4つのオプションは全て、温水を利用してCPUを直接冷却する仕組みとなっており、水温は2℃~45℃の範囲内で利用可能です。
CHx650とCHx40の2つの機器は40kwの冷却能力があり、CHx40は単一のITキャビネット向けに設計されています。
CHx80は4U分のスペースに備え付け、サーバー120台、最大80kwの冷却が可能です。AHx20は20kw分の冷却能力を有し、こちらは配管工事の必要はなく、空気の温度調整に利用されます。

昨年9月のDellテクノロジーズとEMCの合併以後、同社の最初の大きな会議であるDell EMCワールドで、PowerEdge 14世代のサーバーの内覧会をしました。最新のIntel Xeonプロセッサを搭載したこのサーバーは、クラウドや分析、ソフトウェア定義のデータセンターを念頭に置いて設計され、前世代のNVMeフラッシュメモリよりも約20倍も容量が増加しています。
Dell EMCは、クーリングシステムを搭載したサーバーを購入すれば容易なシステムインテグレーションと保証の遵守が得られると明言していますが、これらはサードパーティの冷却ユニットを使用する際には保証されないものです。

「Dell EMCは、世界的な開発者や研究者の協力の下、高性能計算を拡張して重要な科学研究の進歩、経済的および世界的な競争力を強化することを目指しています」とDell EMCのマーケティングおよび製品管理部門のVPであるK.シェイク氏は次のように続けました。「CoolITシステムズのような企業と協力して、お客様が高性能計算システムを最大限活用できるように支援する、このビジネスを誇りに思います」

CoolITシステムズ社の製品マーケティング担当VP、P.マックジン氏は次のように述べています。「データセンターの需要が世界的に増加し続ける中、Dell EMCは、効率性の高いインストール済み液冷式PowerEdgeサーバー市場の最前線に立っています。CoolITシステムズ社は、特許取得済みの直接接触型液体冷却技術を通して環境に優しいデータセンターを実現可能にするだけでなく、Dell EMCとの革新的なコラボレーションから、より一層の成功を見込んでいます」

昨年Dellは、トリトン計画の一環として、独自の直接接触型液体冷却技術をテストしていると明らかにしましたが、この計画が今どうなっているかは分かっていません。

-Data Center Dynamics
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