Stulz社、水冷システムのマイクロデータセンターを発表

マイクロデータセンターは、エッジコンピューティング機能を向上させる;

ドイツの空調管理を専門とするStulz社は、必要な電源や冷却装置を全て備え、小さなデータセンターのように見える、小型サーバーのエンクロージャーを創り出しました。

出処:Stulz社
出処:Stulz社

このStulz社製マイクロデータセンターには、ケーブル管理システム、ビデオモニタリング、LEDライト、消火設備、物理的なアクセス制御が備えられ、また、オプショナルサポートとして、CoolIT Systems社が提供しているダイレクトチップ冷却サーバーを提供します。(参照記事:CootIT SystemsとStulzの協業)その筐体は、エッジコンピューティングやIT産業向けにフィットするものだとされますが、実際には工場や、物流・流通センターが使用例として挙げられます。

すべてが一つに

マイクロデータセンターのおかげで、関係者は、必要なときにいつでも、現地のITキャパシティを手早く追加配備することができます。この筐体は、一般的な19インチのラック(40Uから48U)のITスペースを提供します。そして、特に熱を発するハードウェアの冷却用水冷システムも完備されており、あらゆる種類のサーバーに対応することができます。
通常、水冷や冷気自然対流の機能を果たすICS(統合型冷却システム)を備えるのがマイクロデータセンターです。内部マウントは精密な冷却のために3kWから5kW、6Uを使用する一方で、サイドマウントは一切ラックスペースを使用することなく5kWから25kWを冷却に使用することができます。
より品質の高いものを求める声に応える方法として、ICSはCoolIT Systems社のDCLCシステムを組み合わせることも可能で、内部パイプやヒートシンクを通して冷却された水を直接CPUやメモリに送り込むことができます。この機能によって、ラック毎のキャパシティは80kWまで利用することができ、かなりの高密度サーバーへの対応が可能となります。

より過酷な環境でも機能するよう、IP55規格を準拠し、(そのエンクロージャーは)防塵・防水、物理的セキュリティの指標を満たしています。また、より大きなデータセンターのモジュールを生み出すために、6つまでマイクロデータセンターのラックを同時に連結させることも可能です。

– Data Center Dynamics
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