TOP500

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 Top500スパコンのパフォーマンスの向上グラフ – Wikimedia Commons

TOP500とは、スーパーコンピュータTOP500とも呼ばれ、スーパーコンピュータの演算処理速度を「LINPACKベンチマーク」によって計測し、ランキング上位500位を発表するプロジェクトのことです。
スーパーコンピュータTOP500は複数の大学の共同プロジェクトとして1993年に開始され、以来、毎年2回行われています。世界のスーパーコンピュータの性能を競う場として広く認知されています。
2000年以降、スーパーコンピュータTOP500で1位を獲得したコンピュータシステムとして、2000年からIBMの「ASCI White」、2002年から2004年にかけてNECの「地球シミュレータ」、2004年からIBMの「Blue Gene(Blue Gene/L)」、2008年から同じくIBMの「Roadrunner」、2009年からクレイの「Jaguar」、2010年から中国国防科学技術大学の「天河一号A」、2011年6月現在は富士通の京速コンピュータ「京」(K computer)、となっています。
なお、処理速度を競うスーパーコンピュータTOP500とは異なる観点で、スーパーコンピュータの電力効率のよさを競う指標として、「Green500」なども発表されています。




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