NICTがペタビットクラス光スイッチの可能性を証明

アイルランドのダブリンで開催された第45回欧州光通信会議において、東京に拠点を置く国立情報通信技術研究所(NICT)は、ペタビットに達する速度で 膨大なデータを伝送する新たな仕組みが機能することを実証しました。

彼らは、高速化を実現するために、微小電気機械システム(MEMSテクノロジー)と3種類の 次世代空間分割多重化マルチコアファイバーケーブルを中心に構築された大規模かつ低損失の光スイッチを使用し、マシンの能力を実演しました。

デモ

システムは、ネットワーク通信が直面している4つの基本的なシナリオに対し実証しました。

  • 1Pbit/sの光スイッチング
  • ネットワーク障害またはファイバー切断を補完する冗長構成
  • 1Pbit/sの信号をさまざまな容量の異なるタイプの光ファイバーに分岐
  • 1Pbit/sネットワーク内の低容量信号(10テラビット/秒)の管理

5Gの準備

エンジニアは、ペタビットクラスのパケットを光学的にスイッチングをするという課題に対処する必要がありました。 これには、複雑なネットワークを介して膨大なデータを管理し、確実に送信するための新しい装置が必要でした。

このような能力は、これまで長い間手の届かないものでした。

これは光ファイバー通信技術における重要なステップであり、5Gやそれ以上を要求する厳しいタスクに対し、 わずか数秒でペタビットのデータを送信できるネットワーク技術の確立を目指しています。

継続的な需要の増加により、トラフィックの大部分は、シングルコアファイバーケーブルに基づく光通信ネットワークと、現在では時代遅れともいえるスイッチに依存しています。5Gネットワークは、ケーブル間のデータ転送ポイントで抑制される可能性があります。 5Gの物理インフラ上ではボトルネックを持つことはできませんが、 現状システムは遅い接続速度にとどまっています。

– PxHere

Data Center Dynamics

原文はこちら