南米・アフリカを結ぶ海底ケーブル、チャイナマネーで実現へ

中国の大手通信会社Huaweiの一部門であり、海底ケーブル設置を専門とするHuawei Marine社が、カメルーンとブラジルを結ぶ海底ケーブル設置事業を受注しました。今回のプロジェクトは、アフリカと南米を海底ケーブルで結ぶ最初のケースになる可能性もありますが、使用されるケーブルに関しては依然としていくつかの候補があるとのことです。

チャイナパワー

今回のSAIL(South Atlantic Inter Link)プロジェクトは、中国の通信事業者チャイナ・ユニコムと、カメルーンのネットワークプロバイダーCamtelの共同出資によるものです。これは、100G通信技術に基づいており、4つのファイバペアと1秒当たり32テラビットの設計容量を備えています。
SAILは、カメルーンのクリビとブラジルのフォルタレーザを拠点とます。フォルタレーザは、SAILとは別に進んでいるアンゴラとブラジル間の海底ケーブル設置プロジェクトSACS(South Atlantic Cabel System)においても拠点となっており、2018年の設置を目指しています。

SAILプロジェクトの契約は28日(水)Huawei Rotating CEOのGun Ping氏、チャイナ・ユニコムCEOのLu Yimin氏、そしてCamtelのジェネラルマネージャーDavid Nkote氏によって締結されました。(Huaweiは、会社の存続と発展のためにRotating CEOシステムという制度を導入している)
チャイナ・ユニコムのYumin氏は、「中国は、アフリカと南米との戦略的パートナーシップに力を入れています。SAILは、高水準な国際通信サービスをブラジルとカメルーン両国へ提供することにとどまらず、中国企業による同地域でのビジネス推進にも貢献することになります」と述べました。
一方でNkote氏も、「チャイナ・ユニコム及びHuawei MarinとともにSAILケーブルシステムの構築を進められるのは大変喜ばしいことです。このプロジェクトが完成すれば、アフリカと南米の2大陸間での国際的な結びつきが強まり、経済的な発展につながることでしょう」と、今回のパートナーシップを喜んでいます。

-Data Center Dynamics
原文はこちら