北海道大学が4.0ペタフロップスのHPCインフラを発注

富士通とミランティスが構築、OpenStackをベースのクラウドプラットフォームがサポート

北海道大学は、理論上のピーク性能が4ペタフロップスの新しいスパコンシステムを導入することになりました。

このプロジェクトでは、オンプレミスとクラウドインフラを統合します。富士通とオープンソースソフトウェア専門企業ミランティス社が構築したスパコンは、日本全国の学術研究者によるAIやデータサイエンスなどの分野で研究に利用されている北海道大学の情報基盤センターの新たな核として役割を担うことになります。

ミランティス社が販売するOpenStackをベースに、高性能コンピューティング向け広域分散クラウドシステムも、これに含まれます。

富士通のプラットフォームソフトウェア事業部ミッションクリティカルシステムサポート部門長のアベ氏は「オープンソースのクラウドインフラのソフトウェアは、自社のシステムインフラ基盤に俊敏性と信頼性を望む顧客にとっては最善の選択となると確信しています」とコメントしています。

異機種環境

その最新スパコンは、別種類のシリコンを用いた2つのタイプのサーバーを組み合わせます。

また、最新のXeon SPプロセッサを搭載した1,004台ものFujitsu Primergy CX2550 M4サーバーと、Xeon Phisアクセレーターを搭載した288台のPrimergy CX1640 M1サーバーが組み合わせています。個々のノードは、IntelのOmni-Pathインターコネクトを介してリンクされます。

その一方で、このクラウドシステムはGPUにより重きを置いており、NvidiaのTesla V100を搭載した 64台のFujitsu Primergy RX2540 M4サーバーへのアクセスを提供します。そのサーバー自体は、関東、関西、九州地区の8箇所に分散して展開されます。

両社は、この新しいスパコンによって、既存システムの処理性能は2,000%向上させます。その一方、新たなクラウドシステムによって、HPCリソースへのより容易なアクセスできるようになると、両社ともに述べています。

「柔軟なソフトウェア定義のインフラと安定したAPIにより、OpenStackはHPCには最適です」と語るのは、ミランティス社の共同設立者兼CMO、B・レンスキ氏です。「Mirantis Cloud Platform(MCP)は、HPC使用に特化し、データサイエンスや先進的シミュレーション、人工知能と機械学習、IoT、ブロックチェインなどを可能にし、北海道大学にとって最適なソリューションとなるでしょう」

このシステムは、12月には稼働される見通しです。

– Data Center Dynamics
原文はこちら

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です