Apple、雲上貴州公司と提携して中国初のデータセンターを開設

新しいデータ常駐法はiCloudの国外持ち出しを禁止

Appleは、データ管理会社の雲上貴州公司(GCBD)と提携して、中国貴州省南部に中国初のデータセンターを開設する計画を発表しました。

新しい施設は、外国企業によるユーザーデータの国外持ち出し禁止を禁止する中国のサイバーセキュリティ法が強化されている中、開設されます。中国はまた、1000ギガバイトを超えるデータを転送する企業は、あまりにも曖昧、かつ、保有データに対する脅威であると批判されている言語で、セキュリティ審査を毎年受けなければならないとしています。

ニーハオ、Apple

Appleはロイター通信に対し、「このデータセンターが新しくできると、当社の製品やサービスのスピードアップと信頼性が向上され、新たに成立した法律にも対応できるようになります」と正式に発表しました。「今回の法律施行によって、クラウドサービスを提供するには中国企業に運用してもらう必要があるため、我々はGCBD社と提携してiCloudを提供することにしました」

GCBD社は、この地域をデータセンターの中心地として推進したいと考える貴州省政府によって共同設立されました。その他の貴州省のデータセンタープロジェクトには、世界最大の電波望遠鏡からのデータを処理し保存する2,300万米ドルの施設があります。

政府がIT機器に不正アクセスを可能にする部品を追加することに対する懸念から、2016年にデータセンターのハードウェア計画を開始したと思われるAppleは、データは安全であるとはっきりと明言しています。「Appleは強力なデータプライバシーとセキュリティ保護を備えているので、バックドアを作ることは不可能です」

Appleは、中国のデータセンターには海外のデータセンターのような再生可能エネルギーを利用することになること、同社の貴州省への投資は10億ドルを超えることを、付け加えました。

昨年、Appleは中国のスマートフォン市場ではOppo社、Huawei社、Vivo社に続く中国で第4位に終わりました。売上高の減少にもかかわらず、1月から3月の四半期決算は、中国市場で107億ドルの収益をあげました。これはAppleの四半期収益の5分の1に当たります。

中国がAppleの成長にとってますます重要になるにつれて、Appleの注目を一層引くようになりました。今年だけでも、Appleはマイカー相乗りサービス会社Didi社に10億ドルを投資に続き、ニューヨークタイムズのアプリをApple Storeで提供しようとしましたが、これは後に中国政府によって取りやめになりました。

-Data Center Dynamics
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