クラウド対企業データセンターのネットワーク

データセンターは、ネットワークトラフィックの増加に対応するために急速に進化しています。高い帯域幅と迅速な適応と拡張の必要性に直面して、小規模または中規模のデータセンターを持つ多くの組織は、クラウドサービスプロバイダか、コロケーション施設へのアウトソーシングに移行しています。また、従来の3層アーキテクチャを備えた大規模な企業データセンターの多くは、人気の リーフ&スパイン型アーキテクチャ に移行しているため、待ち時間が短縮されるだけでなく、スケーラビリティの高い設計が可能です。

データセンターが適応するにつれて、ある傾向がはっきりしてきます:クラウドデータセンターと企業データセンターの両方が、次世代のネットワークインフラ基盤に大きく投資しながらも、別のタイプの光学、ネットワークスピード、およびケーブルシステム展開時には、多様な移行パスに従います。

ネットワーク速度の傾向

現在、10Gbps送受信機モジュールが市場の大部分を占めていますが、主にクラウド環境で駆動する100Gbpsに大きく方向転換をしてきています。2018年までに、200および400Gbpsを含む8速度が市場に出ますが、データセンター管理者向けに前例のないほど多くのオプションを生み出すので、管轄するネットワークの評価だけでなく設計もしやすくなるでしょう。

送受信機のトレンドを25Gbps以上に絞り込んだ時の、今後2年間の40Gbpsの採用予測動向を図1に示します。興味深いことに、25Gbps送受信機の出荷台数は100Gbpsと並んで増加しています。この2速度は関連しており、その並行した成長は主に100G-SR4を定義する2015 IEEE802.3bm基準の結果です。8ファイバーMTP接続で25Gbpsレーンを4つ使用する100Gbpsを可能にします。

この25Gbpsレーンは、高速ネットワークの次にくる波を可能にします。データセンターの入替え時に、スイッチでの100Gbpsアップリンクと、サーバへの25Gbpsアップリンクが含まれることになるでしょう。このレーンの大半(約75%)は、500m以下の短距離アプリケーションには4ファイバまたは8ファイバMPO/MTP接続を使います。シングルモードを超える長距離アプリケーションには、主に2ファイバでLCインターフェイスを使用します。

現在の企業データセンターは、主に10Gbpsのスイッチと1Gbpsのサーバを使用しています。これらのネットワークは、25または40Gbpsのアップリンク、および、10Gbpsのサーバに移行しつつあります。企業データセンターの大部分には既にマルチモードケーブルが設置されており、これらの光リンクの85%は150m以下です。

企業データセンターの移行計画によると、既存のマルチモードケーブルを活用しながら、今後10Gbps、40Gbps、100Gbpsの順番で移行するようです。12種類以上の40Gbps送受信機オプションと10種類の100Gbps送受信機オプションが市場に出ているので、インフラ担当エンジニアは、これらのトポロジを柔軟にサポートできるようにネットワークを設計する必要があります。

クラウド事業者のネットワーク移行

クラウドネットワークは過去数年間、40Gbpsのアップリンクと10Gbpsの速度でサーバ運用されていました。このネットワークは、近い将来、サーバで100Gbpsのアップリンクと25Gbpsに移行します。将来、200Gbps、および、400Gbpsアップリンク、50Gbpsおよび100Gbpsのサーバへの移行も期待できます。このような高速スピード要件の光ファイバシステムを比較する場合、クラウド事業者はマルチモードシステムでシングルモードを採用するケースが増えています。

クラウドサービス市場のリーダーであるMicrosoft Azureは、2016年に大部分のデータセンターファイバーケーブルをシングルモードに移行しました。実際、マイクロソフトは99%シングルモードで、他のどのファイバータイプよりもMTP接続で並列シングルモードを使用しています。またFacebookはデータセンターのケーブル接続を500m以下に短縮しようと努力しています。大規模な購買力を持つ企業のこのような行動は、シングルモード光学系のコストを、過去2年間で100Gbpsシングルモード光学系のコストが10倍に低下した時点まで削減し、マルチモードで光ファイバに対応しました。

この傾向が続く限り、一般市場にはシングルモードがより魅力的に見えるでしょう。例えば、マルチソース契約グループによって2014年に開発された100G-PSM4シングルモード技術は、現在、100G-SR4マルチモード送受信機と同じ価格です。PSM4送受信機は、8ファイバMPO/MTP接続を使って500m以下用の低コストオプションとして特別に設計されましたものです。これと同様に重要なのは、100G-LR4などの長距離シングルモードソリューションの価格が下がり、今後数年間にわたって引き続き

– Data Center Dynamics
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