Cray、AMDのEpyc CPUをCS500 HPCクラスタに追加

やっぱりAMD

米国のスパコンメーカーCrayは、Cray CS500製品ラインにAMDのEpyc CPUを採用しました。

今回のCray製品ラインへのEpyc 7000プロセッサの追加搭載は、CrayがそのシステムにAMDチップを採用してから実に5年ぶりです。以前は、CS500ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)クラスタは、Intel Xeonプロセッサ、Intel Xeon Phiプロセッサ、Intel Stratix FPGA、またはNvidia Teslaプロセッサ搭載Intel Xeonのみを採用していました。

外付けIntel

AMD Epycシステムは、4つのデュアルソケットノードを備えた2U筐体に搭載されています。各ノードは、200GBのネットワーク機能とHDD / SSDオプションを備えた2つのPCIe Gen3 x 16スロットをサポートしています。

Crayもまた、大容量のメモリ構成、視覚化、およびサービスノード機能用にCS500を1ノード搭載します。

「CrayはCS500製品ラインにAMD Epycプロセッサを採用を決定しました。これは社会に対する私たちのコミットメントを象徴しています。つまり、最適化されたプログラミング環境を備えた高密度システムの包括的な製品ラインを提供し、必要とされるパフォーマンスとスケーラビリティを提供すると言う我々の姿勢です」 Crayの製品SVPおよびCMOのF.コート氏は語りました。

AMDのデータセンターおよび組み込みソリューション部門のVP兼GMであるS.エイラー氏は次のように述べています。「Crayのスパコン業界におけるリーダーシップはよく知られているところです。そのCrayとAMDがCS500クラスタシステムで協働できるなんて感動的です。Crayは、AMD Epycプロセッサ向けに最適化されたプログラミング環境を提供する最初のシステムベンダーです。これは大きな利点です。AMD EpycプロセッサとCrayのスパコンの専門知識を組み合わされば、両社が成長する新たなチャンスとなるでしょう」

Crayには、以前AMDに接近していた経緯があります - 20,000を超えるAMD Opteron CPUを搭載したスパコンRed Stormは、Crayを苦しい経営状態から救いました。このシステムは2004年にXT3として商用化されました。続いてXT4とXT5がまもなく発売されましたが、2000年代後半にはXEシステムに置き換えられました。

2013年にはXE6とXK7の最後のOpteron Crayシステムが登場しましたが、それ以降、CrayはIntel CPUしか採用しませんでした。

AMDのCEO、L.スー氏は昨年、DCDに次のように語りました。「方針が定まらず、私たちは多方面に手を伸ばしていました。サーバーは最優先事項ではありませんでした。私はこれを長期的な投資と考えています。Intel製品の能力は素晴らしいものです。ですが、Crayの能力もとても素晴らしいのだと示してきたと自負しています」

このシステムは、今夏にも一般的向けに販売される予定です。

– Data Center Dynamics
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