Cray、アメリカ国立エネルギー研究科学計算センターと提携

Crayのスパコンユーザー

スパコン企業Crayは、米国エネルギー省管轄の国立エネルギー研究科学計算センター(以下、NERSC)のビッグデータセンター(以下、 BDC )イニシアチブに参加しました。2017年8月に設立されたBDCイニシアチブは、NERSC、インテルと、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学デイビス校、ニューヨーク大学(NYU)、オックスフォード大学、リバプール大学の5大学からなるインテル並列計算センター(IPCCs)の3組織によるコラボレーションです。

その目的は、現在のHPCシステムが100TB以上、100,000CPUコア以上を使用する新世代のデータ集約型負荷をサポートすることができるか、スケーラブルな新しいコンピューティングアルゴリズムを開発できるかどうかを判断することです。

大規模開発

BDC研究用に、NERSCは、最近発売されたCrayのスパコンXC40「Cori」を使用しています。このコンピュータには、2,388ノードのIntel XeonのHaswellプロセッサと9,688ノードのインテルXeon Phi「Knight’s Landing」が収容されています。Crayとの連携で、官民パートナーシップの焦点は次の3分野です:

* 拡張性の高い深層学習訓練アルゴリズムの最先端技術を進歩させる
* 自動化されたハイパーパラメータチューニング用のフレームワークの開発
* ゲノミクスや気候変動などの重要かつ多様な科学的利用事例に対する深層学習技術とアプリケーションの使用について研究する

BDC所長兼NERSCデータ分析サービスのグループリーダーであるプラバット氏は「CrayがBDCに参加してくれて本当に嬉しく思っています」と述べました。

「システム、ソフトウェア、スケーリングに関するCrayの深い専門知識は、Coriでデータ集約型科学用の能力アプリケーションを実現するBDCの使命を達成するためには非常に重要です。CrayとNERSCは、インテルとIPCC学術パートナーとの協力体制を活かして深層学習のパフォーマンスとスケーリングの課題に取り組んでいます。

CrayのAIおよび分析担当シニアディレクター、ナイバーグ氏は次のように述べています。「深層学習はますます高性能コンピューティングに依存しています。スパコン業界のリーダーとして、CrayはAI分野のイノベーターと協力してユーザーの現在および将来の課題に取り組むことに集中しています。NERSCのBDCイニチアチブに参加することは、科学と企業にとって深層学習の前進を促す重要なステップです。AI分野に対する我々の継続的な研究開発投資もその一つと言えるでしょう」

– Data Center Dynamics
原文はこちら