First Brick Holdings、5000万ドルのアフリカDC拡張計画

「エチオピア、ルワンダ、タンザニアの5箇所のTier IIIサイトを含む拡張」

米国に本拠を構える投資会社First Brick Holdingsは、5か所のTier IIIデータセンターをアフリカ大陸にもたらす計画に5000万ドル(およそ50億円)を投資しています。

今後3年間で、同社はエチオピア、ルワンダ、タンザニアのインフラ建設に注力します。5か所のデータセンターは、2021年までに稼働する予定です。

東アフリカでの拡大

First Brick Holdingsは、東部および南部アフリカ地域にデータセンターを構築するために2018年に設立されました。同社の最初のプロジェクトは、ウガンダのカンパラにあるRaxioデータセンターでした。

今年後半に完成予定のRaxioプロジェクトは、同国内初の Tier III キャリアニュートラル データセンター となる、と同社は主張しています。

データセンター建設は現在最終段階で、完成時には最大400台のラックを収容し、1.5MWの電力を供給することになります。 Raxio データセンター はカンパラから15kmほど離れた ナマンベ工業団地エリアに位置します。施設は、 英国を拠点とする データセンター開発専門企業、Future Techによって設計されています。

Raxioデータセンターのあるウガンダ首都のカンパラ
– Getty Images

First Brick HoldingsのエグゼクティブディレクターであるRobert Mullins氏は、次のように述べています。「アフリカではデータセンターサービスの需要が高まっています。これは、コネクティビティレベルの向上、データトラフィック量の増加、および安全かつ安定した運用環境に対する需要の高まりによってもたらされています。データセンターは、 大陸に クラウドソリューションからコンテンツ配信ネットワークまで、データに依存するさまざまなサービスを提供するために必要です。」

「Raxio Data Centerがどのように進化していくのか、顧客や通信事業者からの申し込みがあり、建設が迅速に進んでいることを嬉しく思います。」

Data Center Dynamics

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