グリーンピース:中国のデータセンターの主力動力源は石炭、99mtのCO2を排出

そして状況は悪化している

環境保護団体Greenpeace (グリーンピース)の調査によると、2018年の中国のデータセンター業界における二酸化炭素排出量は99百万トンであったと報告しました。

石炭を大量に使用する施設により、その数値は2023年までに163百万トンに達する可能性があります。そうなると、中国国内のデータセンターの総電力消費量は昨年のオーストラリアの電力消費量を上回る可能性があります。

石炭の国

Greenpeace東アジアと華北電力大学の共同研究では、国内のデータセンター全体では2018年に161TWhの電力量を消費したことがわかりました。

2017年時点で総面積1億5,000万㎡に及ぶ施設の大多数は、化石燃料からのエネルギーを使用していました。2018年では、データセンターで使用された電力の73%は石炭から得られたようです。

Greenpeaceの報告書では、2019年から2023年までの2つのシナリオを想定しています。 再生可能エネルギー 比率が23%のままであれば、CO2排出量は1億6,300万トンに増加します。あるいは、もし再生エネ利用率が7%増加した場合、1600万トンのCO2排出量を抑制できるとしています。

多くの ハイパースケールデータセンター は、北京、浙江省、江蘇省など、再エネ投資が限られている地域に集中しており、業界は全国平均の再エネ普及率26.5%に遅れをとっています。

「電力市場改革と風力および太陽光発電の急速な成長もあり、中国のインターネット大手はクリーンエネルギーの調達に関し前例のない機会が生まれている。」と、 Greenpeace東アジアの気候・エネルギー担当のYe Ruiqi氏は述べています。

「データセンターセクターは、 中国国内における石炭への強い依存から再生可能エネルギーへの移行で主導的な役割を果たすことができ、またそうすべきです。」

Greenpeaceは、データセンター関連企業各社は全社的に再生可能エネルギーの目標を設定し、それらを主要業績評価指標にリンクさせることを推奨しています。また、 社内で再生可能エネルギー推進チームを編成し、内部から再生可能エネルギーへの移行を主導する必要があると付け加えています。

Data Center Dynamics

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