IBM CloudにNvidia製Tesla V100 GPUを選択

AIがデータセンターチップの導入を引き続き推進

IBMはNvidiaのV100 GPU をIBM Cloudプラットフォームに追加し、ユーザーにNvidiaの最先端GPUを利用できるようにしました。

現在、IBMクラウドのユーザーは、個別のベアメタル・サーバーに最大2台までNvidia製Tesla V100 PCIe GPUと、P100、K80、M60などの他のNvidiaのGPUを装備することができます。ベアメタル・サーバーは、以前はBluemixの下で販売されていましたが、昨年11月、同社は全てのクラウドサービスを単一ブランドであるIBM Cloudに統合しました。

ディープラーニング開始

「創薬の開発スピードを加速するにしろ、自然に会話するバーチャルの個人秘書を作り出すにしろ、データ科学者は、クラウドのGPUコンピューティングプラットフォームを使用しています。そして、以前解決できなかった複雑な問題を解決します」NvidiaのVP兼加速コンピューティングGMのI.バック氏はこのように述べました。

「NvidiaのVoltaテクノロジーをベースとした新しいIBM Cloud製品は、驚くほど高速な処理速度と、HPCおよび ディープラーニング の需要を拡大縮小できる機能を提供します」

Nvidiaは、V100 GPUはP100よりも5倍の性能を発揮すると公表しています。このアクセラレータは、すでにAWSとMSアジュールで既に成功していますが、昨年9月には、Alibaba、Tencent、Baiduと組んだ中国のクラウド事業者Voltaを使う予定だと正式に発表しています。

「AIは現代の最も重要な技術開発です。社会を支援する大きな可能性を秘めています」と、NvidiaのCEO、J.ホアン氏は当時このようにコメントしました。

「世界有数のクラウド事業者が世界最高のAIプラットフォームを展開します。Volta GPUとNvidiaのソフトウェアを搭載し、医療、自動運転、精密機器製造などの分野で画期的な進歩を見せてくれるでしょう」

– Data Center Dynamics
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