アイルランド、データセンター工学で最初の学士課程を設立

スライゴ工業大学がGoogle、Microsoft、Facebookの支援を受けて学部を設立

アイルランドのスライゴ工業大学は、欧州のデータセンター業界で熟練労働者の必要性が高まるにつれて、将来のデータセンターエンジニアの育成を目的とした初の学士課程を開設します。
この学部の設立計画は、Microsoft、Facebook、Google、アイルランド工業界およびITサービスプロバイダーLotusWorkなどの大手テクノロジー企業の参加を得て、18カ月かけて完成しました。

若い心を育む

データセンターに特化した工学教育はまだ初期段階ですが、この業界の専門家のほとんどが一般講座から勉強を始めて、その後、短期講座をいくつか受講してデータセンターの専門家へと育っていきます。

テキサス州にある南メソジスト大学には、2014年以来、ヒューレットパッカードの支援を受けて開発したデータセンターシステム工学の修士課程がありますが、スライゴ工業大学は最初から専門性を発揮することを提案しています。

学生はオンラインカリキュラムに従います。実際の講義に出席するのは、ベルギーのモンスにある提携校ルーヴァン大学エノー校とスライゴ工業大学での実践的なラボセッションのみです。コースは9月に始まり、1年生では全学生がベルギーでの実践的なセッションに出席します。

スライゴ工業大学の学長B.マコーマック博士は地元の工業新聞に次のように語っています。「これはスライゴ工業大学にとって非常にエキサイティングな進歩です。我々はこの試みをEU全体に展開する予定ですから、スライゴ工業大学のデジタル教育プラットフォームの順応性と教育範囲がデータセンター従事者のスキルアップのニーズに対応すると言う実例をもっと生み出すでしょう。私たちは、世界の大手ハイテク企業が認識し、評価している特定のスキルニーズにデータセンターがどう対応するか、それを支援することを誇りに思っています」

GoogleのEU地域データセンター担当のD.ブラウン氏は次のように述べています。「Googleは、スライゴ工業大学の先進的、かつ、新しいデータセンター設備工学および管理学部を支援することを誇りに思っています」
「Googleのデータセンターは世界でも最高のものであり、われわれはGoogleで働く最高の人材を求めています。スライゴ工業大学とルーヴァン大学エノー校のおかげで、このオンラインコースはすでに業界従事者のスキルを向上させるだけでなく、業界で働くことを希望する人々のスキルを向上させるでしょう。

DCDが提供するデータセンタートレーニングコースの詳細については、DCPROをご覧ください。

-Data Center Dynamics
原文はこちら