気象庁がCray製スパコンを2台導入

2台合わせた性能は18ペタフロップ以上

気象庁は、東京都清瀬市にある事業所にCray XC50スパコンを2台設置することになりました。当該プロジェクトの一次契約者とシステムインテグレートは日立が努めます。この2台は合わせて18ペタフロップ以上のピーク性能を持ち、大気、海洋、台風のモデル化と研究に使用されます。

未来を予測

Crayジャパン代表取締役社長の中野氏は、次のように述べています。「日立とパートナーシップを結んでスパコンを気象庁に納品させていただけて、我々ば大変光栄に思っています。これにより、気象庁はさらに精度の高い予報ができるようになり、日本における自然災害の被害予想をモデル化することが可能になります」

「我々の強力なCray XC50システムを採用したことは、日本にとって利益になるでしょう。最も重要なことは、我々の技術は顧客の使命を支援します。今回の気象庁のケースで言えば、命を守ることにつながります。

日立の官公庁情報システム部門長、細谷氏は、「日立とCrayは気象庁にスパコンを納品しました。我々のスパコンは気象庁が重要業務を実行するための最適なリソースとなります。日立は今後もCrayと協力して、天気予報をはじめその他の多くの気象庁の業務に対して気象庁が最大限の準備が確実にできるよ、日立はできうる限り努力します」と述べました。

このスパコン2台の詳細は公表されませんでしたが、各XC50にはIntel Xeon Scalableプロセッサが搭載され、Lustreファイルシステムは3つ付きます。XC50は、Red Stormにまで遡る高性能コンピューティングシステムの最新ラインナップですが、これは、日本の国立量子科学研究所(QST)にも採用されました。

日本の国立量子科学研究所では、4つのペタフロップシステムがプラズマ物理学(乱流、エッジ物理学、統合モデリング)と融合技術研究に使用されることとになります。

– Data Center Dynamics
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