無名の会社の米ネブラスカデータセンター計画が議会で承認

570エーカーの農地が巨大データセンターになる

失速したと思われていた米ネブラスカ州リンカーンの6億ドル規模の巨大データセンタープロジェクトは、今週月曜日にリンカーン市議会の承認を得ました。

市議会は、州間幹線道路80の北側の570エーカー超の農地を併合し、データセンターを建設する為の区画変更を承認しました。 このプロジェクトは、身元を隠している大企業のダミー会社であるAgate LLCにより7月に提案されていました。

Agateの正体は依然として不明

当局の計画文書によると、土地は最大床面積200万平方フィート(180,000平方メートル)のデータセンターに生まれ変わるという。 用地はN. 40thストリート、ハイウェイ77、州間幹線道路80、ブラフロードに囲まれた場所にあります。

「第1フェーズの開発は、サイト計画とインフラストラクチャの可用性に基づき、東側区画で開始される予定」と評議会の文書に記されています。 「建造物の高さやフェンス規制の免除、特定の適合審査の免除など、ユーザーニーズに合うサイトの開発を容易にする目的で、いくつかの免除が要求されています。」

Project Agateの関係者は、20年以内に最大1,000人の雇用創出が見込めるこのデータセンターに対し最大6億ドルを投資する可能性がある、と州に語っていました。 しかし、月曜日の会議に出席したAgate LLCの担当者は、詳細に関する発表の日程を特定することは拒否しました。

Lincoln Star Journalでは、「これは都市開発として私たちがたびたび期待したり計画したりするが、常に実現がかなうとは限らないタイプのプロジェクトである」と郡都市計画部長のデイビッド・ケアリー氏のコメントを紹介しています。

8月26日の議会の議事録は、併合と区画整理の動きが5-0で承認されたことを示しています。

建設予定地のトウモロコシ畑 – Lincoln/Lancaster County Planning Commission

Agateの背後にある企業は未だ不明ですが、一つの可能性はGoogleです。同社はデータセンター開発に対し定期的に6億ドル程度を投資しており、しばしば別の企業名を使用してその所在を隠しています。

今年の初めにGoogleは、2019年中に米国内のデータセンター開発に130億ドルを投資すると発表していました。

これまでの同社の動きとして、6月にテキサス州のデータセンター計画を発表し、7月には2020年に竣工予定のネバダ州ヘンダーソンの750,000平方フィートの施設を着工しています。

Data Center Dynamics

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