ロスアラモスがIBM量子コンピュータネットワークに参加

米国のロスアラモス国立研究所は、IBM Qネットワークに参加します。

ロスアラモスの研究者は、53量子ビット(qubit)システムを含む15の汎用量子コンピューティングシステムにアクセスできるようになります。 同研究所は、IBMに参加することで、量子アルゴリズムとシミュレーションを研究するための待ち時間が劇的に削減されるだろうと述べています。

ロスアラモス研究所は、クラウド上で16キュビット以下の小規模なゲートベースのデバイスにアクセスするなど、量子デバイスの研究を長年行ってきました。 2015年以降は、はるかに多くの量子ビットを持つD-Wave量子コンピュータ(2019年にアップグレード)を運用していますが、量子ビットがわずかな時間しか量子状態でないため、同等のシステムとは見なされていません。

IBMの53キュービットチップは、Q System Oneプラットフォームとして市販されているこの種類で最大の量子コンピュータです。

まれな機会

ロスアラモス研究所のSimulation and Computation部門のアソシエイトラボラトリーディレクターであるIrene Qualters氏は次のように述べています。「53キュービットチップは、量子コンピュータ上での量子シミュレーションを実行する我々の能力を ベンチマークし、おそらく古典的なコンピューティングの限界を超えて先へ進むだろう。」

「最終的に、IBM Qネットワークは素晴らしい教育ツールとなり、 学生達に対し、ロスアラモス量子コンピューティングサマースクールで革新的な研究プロジェクトの開発に向けた貴重な機会を提供するだろう。 」

「53量子ビットチップは、通常の古典的なコンピュータが同等の量子シミュレーションを実行することが非常に難しくなる量子優位領域に近づいているため、IBM量子コンピュータを使用した研究を望んでいます。 そしてそれは古典的なコンピューティングの限界を押し広げるだろう。」

IBMの量子コンピュータ- shutterstock

Data Center Dynamics

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