MITがAI&コンピューティング研究大学を新設、10億ドルを投資

人工知能研究の中心的立場になることを期待

マサチューセッツ工科大学は、約10億ドルを投じて、コンピューティングの普及および人工知能の登場が世界にもたらす機会やリスクに関する研究大学を新設すると発表しました。

– Christopher Harting/MIT

この機関は、投資会社ブラックストーンのCEOであるシュワルツマン氏が3億5000万ドルを寄付したことにちなんで、「MIT Stephen A. Schwarzman College of Computing」と名付けられます。
これは、コンピューティングおよび AI 領域における米国の学術機関にとって、単独の投資金額としては、最大のものとなります。シュワルツマン氏は世界的な資産運用管理会社を共同設立しており、その資産はおよそ134億ドルにもおよぶとみられています。
MITは、新設大学のサポートにむけて更に3億ドルも集め終えており、残りの3億5000万ドルについても、現在資金を調達しているところです。

人工知能のMIT

新設される大学は、ケンブリッジに建設されるMITの新校舎を拠点とし、コンピューターサイエンス、AI、データセンターおよび関連領域において、中心的な期間になることを期待されています。
また、MITでは、大学研究のあらゆる領域にコンピューティングおよび AI 学習を利用することを企図しており、他領域との連携を可能にすることで、AIおよびコンピューティングを普及させていくつもりです。

大学では、新たに50名の教員陣を任命することとなり、うち半数は専らコンピューターサイエンスにフォーカスすることになるとみられています。同大学は2019年9月に開設される予定で、2022年には、新校舎も竣工するでしょう。

MITの関係者は、 「今日、急速に変化する地政学的環境の中でもMITは新しい技術などを積極的に導入し進化し続けており、我が国の競争力や安全保障に大きく貢献しています」と述べました。

MITのラファエル・リーフ学長は、「コンピューティングは世界の在り方を変えて行く中で、MITは、それが世界にとって良い方向へと影響を与えるように努めています。この挑戦と同様に、MIT自体も、その在り方を変え続け無くてはなりません。MIT Schwarzman College of Computingは、コンピューティング研究および教育のグローバルセンターであり、効果的で新しいAIツールの”知的鋳造所”となります」と語りました。

Alphabetの元会長であり、MITの客員イノベーション教授であるEric Schmidt氏もコメントを残しています。
「コンピューティングの最前線で、大胆な動きが起きるとすれば、それはMITだと誰もが期待していました。私もMIT Schwarzman College of Computingには大変興奮しています。人工知能の活用や共存は、人類が考えなくてはならない明確なアジェンダでしょう。」

– Data Center Dynamics
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