NTT、米国RagingWire社の買収完了 – グローバルビジネスを加速

残り20%の株も買収、米国ビジネス拡大の体制を築く

NTTコミュニケーションズは、アメリカのデータセンター事業者RagingWireを買収したと発表しました。もともと、2014年1月にRagingWire社の株を80%取得しており、今回、最終的な買収が完了したとのことです。
今後、RagingWire社はNTTが北米・南米地域で展開するデータセンター”Nexcenter”のサービス(クラウドやネットワーク、アプリケーション、マネージドサービスなど)に従事するものと考えられます。

NTTコミュニケーションズのクラウド事業部及びRagingWire社の経営にも携わる森林氏は、「RagingWire社は、NTTコミュニケーションズグループに参加して以降、弊社のグローバルデータセンター戦略の中心となっています。彼らの優れたデザイン力、可用性を担保した運用、営業・マーケティング力は、我々の世界規模での成長に欠かせません。」と述べました。

永遠のパートナーとして

RagingWire社は、コロケーションプロバイダーとして2000年に設立し、アメリカ国内で事業を展開してきました。今現在は、テキサス州、バージニア州及びカリフォルニア州でサービスを展開しています。NTTコミュニケーションズに買収されて以降も成長を続け、現在は総計60MWのデータセンターキャパシティを誇ります。

NTTコミュニケーションズは、140以上もの施設を管理し、また、ヨーロッパや北米、オセアニア、アジアに跨るTier1ファイバーネットワークを所有する世界最大のデータセンター事業者の一つです。インドではNetmagic、イギリスではGyron Internet、そしてドイツではe-shelterというデータセンターブランド名でも知られています。
親会社であるNTT社は、通信事業者として世界最大の収益を誇ります。もともとは1952年に日本政府によって設立された経緯があり、現在も、その株式の一部は国によって保有されています。

今回の買収に関してRagingWire社のCEOであるDouglas Adams氏は、「NTTコミュニケーションズグループに参加できたことによって、その資金面の強さや、世界規模の事業展開、世界最先端の通信技術との結びつきが生まれ、弊社はグローバル企業へ変わりました。彼らのサポートによって、私たちRagingWire社は、アメリカ及び世界市場において成長を続ける巨大企業、ハイパースケールクラウド事業者からの要求にも応えられる立場にいるのです」と語りました。

– Data Center Dynamics
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