ロシアYandexと韓国Naverがクラウドサービスで提携

ロシアのYandexと韓国のNaver、2つの地域の検索大手が、双方のホームテリトリーでのクラウドサービスの提供に関する業務提携をしました。

2社はまた、データストレージおよびデータ管理技術、インターネットセキュリティサービス、オンラインインフラストラクチャ技術においても協業します。

友好的な隣人(ネイバーフッド)

韓国のNaver Business Platform(NBP)の利用顧客は、Yandex.Cloudを使ったロシア国内へのサービスを展開でき、その逆も可能です。

このパートナーシップにより、利用顧客は現地のデータ保管規制に確実に準拠し、またもし利用顧客が別の国でサービスを展開した場合でも自国のプラットフォーム上でサポートを受けることができるようになるといいます。

Yandexは昨年、クラウドプラットフォームを展開し、連邦法No.242-FZ(=ロシア国内の個人データ保護法)に準拠しようとするロシアの企業やグローバル企業を対象としたサービスを提供しました。法律では、ロシア国民の個人データを扱う海外企業は、データを国内のサーバーに保管する必要があると規定しています。

Naver’s ‘Gak’ data center

最終的に、同社は母国を超えて事業拡大する計画を立てています。11月のDCD のインタビューで、Yandexのチーフ’クラウドキーパー‘のYan Leshinsky氏は次のように述べていました。「私たちは支配的なグローバルプレーヤーよりも若くて小規模ですが、支配的なプレーヤーは優先する市場がいくつかあり、それ以外の市場では十分なサービスが展開されていないことがわかります。そこが私たちが最初にターゲットとする市場です。」

「たとえば、米国や西ヨーロッパに進出することはありませんが、検討している市場は東ヨーロッパ、中東、極東、南アメリカです。まだ初期の段階です。」

一方、 Naver は、本国での競争の激化に直面しています。2017年にクラウドサービスを開始し、来年には4800億ウォン(4億2,000万ドル)規模のデータセンターをオープンしますが、資金が潤沢な競合と対抗しています。

先月、サムスンのITサービス子会社であるSDSは、新データセンターを立ち上げました。この部門はもともと巨大なSamsung チェボル(=財閥)の一部にクラウドサービスを提供していましたが、より多くのグループ企業以外からの支持を望んでいました。

Data Center Dynamics

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