東芝四日市工場の停電が世界規模のフラッシュ供給に影響

「6〜15エクサバイトのフラッシュウェハを失うのに必要な時間は13分」

6月15日に 四日市工場で発生した短時間の停電は、世界的なフラッシュ供給に影響を及ぼすと予想されます。

この停電が、東芝メモリとWestern Digitalが共同で運営している四日市工場に影響を与え、今年8月から10月にかけての全世界のフラッシュ供給量を最大24%削減すると予想されています。

Flash, ah-ahhhh

イメージ画像 – apple_flash_640

「弊社は、この障害の影響を引き続き調査しています」とWestern Digitalは声明の中で述べています。

同社は現在、この事故により約6エクサバイト(EB)分のフラッシュメモリウェハの供給が減ると予測しており、2020年度第1四半期[2019年7月 – 9月]の会計に影響を及ぼすと予想されています。

東芝はそのウエハの損失の程度を明らかにしませんでしたが、Wells FargoのアナリストAaron Rakers氏は(The Registerを介して)WDCと東芝の間で40/60の生産分割があると推定すると、およそ9エクサバイトの損失に相当するのではないかと見積もっています。

今回の影響が、2D NANDの短期的な5〜10%の価格上昇につながる可能性があります。一方3D NANDの価格の低下は減速するが、止まることはないと予測されています。

「各NANDメーカーの在庫過剰の状況を考えれば、2018年1Q以来の長期にわたるNAND価格の下落が落ち着く事は無いが、今回の停電がある程度市場の過剰在庫を減らすのに役立つでしょう」と、J.P. Morganのアナリスト JJ Park氏は述べています。

Data Center Dynamics

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